麻生久美子さん - ドラマな人々@遊Blog

麻生久美子さん

こんにちは。
遊(ゆう)です。

日々、気まぐれのように
脳裏に浮かんだ俳優さんや映画などについて
綴っています。

本当は、日々、脈絡ある展開にしたいという面も
あるのですが、そうすると、深みにはまってしまい、
自分自身が抜け出せなくなりそうな気がするもので
すから、あまり前日の話をひきずったり、掘り下げる
のは、今のところは避けようかと思いつつ…

今日は、麻生久美子さんについて少しだけ。

みなさんも、よくご存知の麻生久美子さん。
今でこそ時効警察でおなじみのコメディエンヌ
キャラを定着させていますが、麻生久美子さんが
デビュー当時にスクリーンで見せた鮮烈な
イメージから、現在のシリアスからコメディまでの
彼女の演技の変遷を見ると…
ずいぶんと変化しつづける女優さんだな、と
感心してしまいます。



私がはじめて麻生久美子という女優さんに出会ったのは
今村昌平監督の「カンゾー先生」です。


(映画カンゾー先生 DVD)

「うなぎ」でカンヌ映画祭パルムドール賞を
受賞した
後の作品ということで映画館に観にいったのであって、
決して麻生久美子さん目当てで足を運んだわけでは
ありませんでした。

レビューとしてお話しするなら、映画自体はあまり
好きな作品ではなかったという印象しかありません。
良く言えば、今村昌平監督独自の匂いがスクリーンから
発せられる作品といえるのですが、どうにも主演の
柄本明さんの臭いと漁村の匂いがあわさって、なんとも
いえない生々しさのある作品にしあがっていました。

そんな中で、一際瑞々しく輝き、鮮烈なオーラを放って
いたのが麻生久美子さんでした。

ご覧になった方なら、そう思いませんか?

正直、作品を見返しているわけではないので、詳細を
綴れるわけではないのですが、カンゾー先生との船上
でのシーンなど、体当たりの脱ぎっぷり、潔さが
とにかく印象に残ったことを覚えています。

麻生久美子.jpg

麻生久美子さんという若い女優さんに、スクリーンを
通して出会えただけでもこの映画を観に行く価値はあった
と今でも思います。

当時、麻生久美子さんを見た印象では、18歳くらいかなと
思ったのですが、1998年の作品で麻生さんは1978年生まれ
なので、すでに20歳になっていたのですね。

とにかく、今村昌平監督の厳しい指導もあったのでしょうが、
その強いセリフ回し、力強い肉体、そして潔い脱ぎっぷりは
以前目にした原田美枝子さんのデビュー当時を思い出させる
ものでした。
(リアルタイムではありませんけど…苦笑)

私にとっては、麻生久美子さんと原田美枝子さんは、その
デビュー時の印象がだぶっていて、原田美枝子さんが
そうであったように、しばらくは脱ぐことを厭わない、
本格派の女優へと突き進むのだろうな、と思っていたと
記憶しています。

でも、なかなかこちらの思うようにはならないものですね。

麻生久美子さんは、原田美枝子さんとは違いました。

ここからは、麻生ファンにとっては、いろいろと意見が
分かれるところでしょう。

その後、麻生久美子さんはいくつかの映画に次々と出演
されます。
雰囲気は良いのですが、きれいに納まってしまっている
印象でした。

「カンゾー先生」から時間がそれほど経っていないのに、
あの鮮烈さはオブラートに包まれ、麻生久美子さんの美しさ
の方ばかりが際立つようになっていったように思います。
洗練されていく?…という感じでしょうか。

「カンゾー先生」で魅せた「生身」としての女優像が消え、
いつのまにか、スクリーン上の「マネキン」のような
性格に変っていったように思いました。

異論反論は当然あるでしょう。
私個人の感想ですから、お許しください。

麻生さん自身の好感度はあがり、CM出演は増えていき、
実際、私もCMで見かける麻生さんの姿はとても爽やかで
美しく、好印象でした。

ただ、そのCMの企業イメージがあるためでしょうか、
スクリーンでの姿はオブジェ化していくいっぽうで、
性格俳優を目指すのか、どことなく風変わりな…
適切な表現が見つからないのですが、少しだけ
ノーマルでない内面を醸し出すような演技へと移行して
いったように思います。

突然のロンドン留学も、そんな時期と重なっていたの
かもしれません。
ウィキペディアでは語学留学となってますが、当時の
雑誌かなにかの記事では、演技の勉強も…という
ニュアンスもあったと記憶しています。

行定勲監督の「ひまわり」も、相米慎二監督の「風花」も、
黒澤清監督の「回路」も皆、作品としてはいい作品です。

けっきょく、私は当時、麻生久美子さんに押しも押されぬ
主演女優のような強さを求めていたのかもしれません。

そんな中、行定勲監督の「贅沢な骨」という映画を期待して
観にいったのですが、これが私にとっては、納得しづらい
作品だったので、余計に麻生久美子さんという女優が
わからなくなってしまいました。



この映画、Yahoo!映画のレビューを見ると、けっこう高い
評価が多いので、少しとまどう部分もあるのですが、
麻生さんの売春婦役に、まったく肉体を感じることが
出来ず、なにか思わせぶりな内面の変遷を見せらる
ばかりで、とても消化不良な気分になったのを覚えて
います。

★Yahoo映画 贅沢な骨レビュー★

そもそも、内面が主かもしれませんが、売春婦という設定
にもかかわらず、売春シーンでこれほどまでに肉体を
隠そうとする映画って…どういうこと?

自分を傷つけているイメージが半減してしまったように
感じました。

まあ、麻生久美子さんの演技云々以前に、これは行定監督
の演出の問題だと思います。

そんなこんなで、知らず知らず、麻生久美子さんに
以前ほどの大きな期待を寄せなくなっていました。

それが、突然?
変ったんです。


(たぶん、2003〜4年ころから、田口トモロウさんとか、
三池崇さんとかと仕事をし、沢田研二さんと共演した
「Eikoエイコ」なんかを通じてなんだろうなぁと、勝手に
想像しています)

肩に力の入らない、等身大の麻生久美子という女性…
そして何より、役柄を楽しんでいる麻生久美子という俳優が
そこにはいました。

みなさん、よくご存知の「時効警察」シリーズです。


(時効警察DVD 誰にもいいませんよカード付)

このドラマとの出会い…
三木聡監督との出会い…
「時効警察」で知り合った多くの人々との出会いが、
女優、麻生久美子さんの俳優としての寿命を永遠?…
にしてくれたような気がします。

少し大げさですけど。(笑)


★PR 帰ってきた時効警察DVD★


それくらい、麻生さんとコメディの出会いは彼女にとって
良かったのではと思います。


★PR 時効警察オフィシャル本★


これで、この女優さんは呼吸しながら俳優人生をまっとう
できるのだなぁ…
今までは、どちらかというと一つのイメージに押し込められ
そうになり、息をするのに苦労したりもしたけれど、これで
はっきりとコメディ俳優という色を持てるようになった
彼女は、スクリーンの中でも、テレビの中でも、かなり
自由になれたのだなぁ…と
うれしく思いました。

わりと最近のテレビ番組なんですけど、何かのバラエティ
番組で、麻生久美子さんがゲストで出ていて、過去を
振り返り、「一時期、俳優をやめようと思っていた」と
おっしゃっていました。
「自分に俳優の才能が無いと感じて…。」

ああ、辞めずにすんでよかった。

麻生久美子さんの作品が、また、楽しみになってきました。
なんやかや言っても、結局、私は麻生久美子さんの
ファンなんです。(笑)


(三木聡監督 インスタント沼DVD)

それでは。
また。


★PR洋画 麻生久美子主演 ハーフェズ ペルシャの歌DVDこの部分をリンク先の内容を表すテキスト文に書き換えてください★

(いつも長くなってゴメンなさい。)



2009-10-01 07:04 | Comment(1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
人気ブログランキングへ にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ dramaq1.jpg blogram投票ボタン
この記事へのコメント
麻生久美子 カンゾー先生
Posted by 麻生久美子 カンゾー先生 at 2009年12月07日 18:00
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
Powered by Seesaa
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます 
Copyright © ドラマな人々@遊Blog All Rights Reserved.
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。