「不毛地帯」第2話(視聴率11.1) - ドラマな人々@遊Blog

「不毛地帯」第2話(視聴率11.1)

こんにちは。
遊(ゆう)です。
ご訪問ありがとうございます。

「不毛地帯」第2話です。
 面白いです。やはり山崎豊子作品は。

かつて、山本薩夫監督・仲代達也主演で映画化された
戦後の高度成長期の日本を「防衛利権」をめぐる商社
同士の骨肉の争い、そして、その争いは「裏金」という
爆弾と戦時を思わせる情報戦が火花をちらしながら、
防衛庁と政界を巻き込みながら、勝者と敗者の構図を
鮮明に描いていきます。

山崎豊子原作の物語は、改めて説明するまでもなく、
とても面白く、史実と照らしながら観ていくことで、
さらに日本の戦後政治の勉強にもなります。

ほんとうに。

 


本がいいのは、わかっている…
というのは作る側には、大変です。
つまらないものが出来てしまえば、それは
演出やキャストの責任が大半を占めるでしょう。

唐沢版「不毛地帯」は、演出と演者の出来不出来が
評価のほとんどを占めることになるわけです。

先にTBSが城山三郎原作の「官僚たちの夏」
制作し、初回〜前半こそは原作の力と映像の
スケール感、演者の力量によってとても期待されま
したが、総選挙をはさんだ後半になると、どんどん
スケールは小さくなり、閉塞感漂う、出口の見えない
結末を迎えることで、私たち視聴者にとっては、
もやもやとした不快感が残る結果になったように
思います。

ですから、今回の「不毛地帯」はそうならないで
欲しい…そんな願いも込めながら観ています。

で、第2話

本筋ではありませんが、先週の第1話後に、
小雪さん
と青磁の陶器がとてもよくお似合いで、
いちど陶芸をしているシーンを見たいという感想を
書きましたが、さっそく出てきました。
ウレシイです。(笑)

小雪さんの肌の白さと青磁の透明感…
ああ、そういう狙いでキャスティングしたのだなぁ、
という制作側の意図がわかりますね。

そして、土をこね、ロクロをまわす小雪さんの姿も
良かったです。

「利権」「裏金」「諜報」といった息が詰まるような
話題ばかりの中に、小雪さんの陶磁器のシーン
挿入されると、フッと息がつけて、安堵感が広がり
ます。

まさに、ドラマの中で、主演の唐沢寿明さんが小雪さん
と出会うときに見せる安堵の色と同じ気持ちになります。

そして、この第2話から出演される松重豊さん
オモシロイ、とても面白いです!

体が大きく、根が真面目で小心者…
出世とは無関係な、絶対に勝者になれない小人物。

あの、何かを期待する笑顔が秀逸です!!!

ビッグビジネスの鍵を握る人物の役に立てる喜びが、
不気味なまでの笑顔に象徴されているのが、とても
いいです。

笑顔のまま、金魚の糞のように背後について回り、
そして仕事の肝心の部分になると、目の前でバタン
と扉が閉ざされてしまう。

この繰り返しが、後の出来事の伏線になっていくの
ですが、とても良いキャスティングだと思いますし、
演出もうまいなぁと感心しきりです。

この松重豊さん、ならではの笑顔と演技が、後の
展開を際立たせていくだろうことが予想でき、
今からとてもワクワクしてしまいます。

原作があり、映画化もされているテレビドラマという
のは、失敗すると目も当てられませんが、うまく
いくと、前作と比較しながらでもとても面白く
観ることが出来ます。

唐沢寿明さんと闘う遠藤憲一さんもいいです。
ギラギラ感がオーラを放っています。

また、「相棒」でお馴染みの、岸辺一徳さんもいい。

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本当にこの方は、どのドラマでもどの映画でも、
ホントウに本当にいい味出してくれます。

この人が、伝説のバンド、ザ・タイガース出身で、
「サリー」というニックネームで呼ばれたアイドル
ベーシストだったなんて、信じられません。

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いえいえ、容貌云々でなく、それほど岸辺一徳さん
には、俳優デビューした当時から、ミュージシャンの
色が全く感じられず、俳優としての豊かな才能を感じる
という意味ですよ。(汗)

あとは、今のところちょっともったいないのは、
天海祐希さんでしょうか…
これまで、あまり「艶」とは無縁な役柄が多かった
ので、そのあたりの演じ方を楽しむ感じです。

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男勝りの「ボス キャラ」から男を手玉にとる
女豹キャラの雰囲気を出せるかどうか…フフフッ。

これも楽しみですね。

それにしても、TBSとフジテレビは戦後間もない
日本を扱った原作物を互いに競うようにして制作
していますね。

キムタク版「華麗なる一族」と唐沢版「白い巨塔」…
そして今回が、佐藤浩市版「官僚たちの夏」と
唐沢版「不毛地帯」…

 

勝ち負けはともかく、制作側、演者ともに原作や
映画、ドラマの先人たちとも闘わないといけない
ので、それは大変なことだろうとお察しします。

政治のクリーン化、情報公開と透明化をうたう
民主党政権が誕生したタイミングで、この
「不毛地帯」をドラマで観られるのは、本当に
楽しいかぎりです。

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是非、最後まで私たち視聴者を引っ張っていって
ください、フジテレビさん!

最後までお付き合いいただき、ありがとうござい
ました。
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2009-10-23 10:03 | Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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