遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。
「不毛地帯」第13話を観ました。
里井副社長(岸辺一徳)もここまで来るとピエロです。
笑っちゃいます。
怒るたんびに笑っちゃいます。
胸かきむしって倒れるたびに、笑っちゃいます。
もう、自業自得を超えて、滑稽の極みです。

もう、いいかげん狭心症発作で死んでしまっても
おかしくないでしょうに…でも、死なないんです。
まさにダイ・ハード…なかなか死なない!って
奴なんですよね。里井さんは。
死なないってよりか、むしろ、既に死んでいる
キョンシーのような存在、ま、会社組織内の
ゾンビなんでしょうね。
いずれにせよ、千代田自動車とフォークの合併会社の
件も提携の話しもご破算となったわけです。
で、近畿商事に勝利した東京商事の鮫島ですが、これが
本日、これまでに見せたことのない家庭での一幕を
拝見することができましたね。
そう、寝起きの奥様の一言。
休日なのでしょう。
ベッドで朝を迎え、未だ寝ぼけ眼の鮫島。カーテンを
開け、朝日が鮫島の顔をまぶしく照らしたその時、奥様
が言います。
「あなた、壹岐さんが専務になられましたわよ。
なんで外資との提携に成功したあなたは未だに常務で、
壹岐さんが専務なのよ?あなた、しっかりしてよ!」
てな小言の雨あられ。
それを耐えながら聞いていた鮫島は一人になると、我慢
しきれずに、声ともつかぬ声を絞り出すんですね。
「俺だって、頑張っているんだ」みたいな…せりふ。
いつも、エネルギッシュで、パワー全開の鮫島しか見て
いませんでしたが、こんな普通のサラリーマン的一面も
もちあわせていたんですね。
なんだか、新鮮でした。
ああ、鮫島も大物ではないんだなぁ…。
ホッとしたような、ちょっとガッカリしたような。
ま、そういうわけで、
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
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