「不毛地帯」第16話(視聴率10.7) - ドラマな人々@遊Blog

「不毛地帯」第16話(視聴率10.7)

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

「不毛地帯」第16話を観ました。

このドラマの原作は、フィクションでありながら、実在の
人物をモデルに書かれたとされています。
主人公の壱岐は、伊藤忠商事の元会長瀬島龍三(1911‐2007)
が…。一方のライバル・東京商事の鮫島辰三は、日商岩井の
元副社長海部八郎がモデルとされています。

日本の敗戦、シベリア抑留、商社への転身、繊維部門配属、
戦闘機、自動車、石油と変遷していく物語は、日本という
国が世界の中で生きつづけるための、まさに国益追求の
変遷ともいえるような気がします。





前編と後編に分かれた今回のドラマは、前半の前半、
それこそラッキード社の戦闘機から川又空将補の
自殺に至るまでは、軍人としての壱岐と戦争の影を
ひきづる日本の姿を映し出していて、かなり重みの
ある重厚な物語なのですが、その後の中東戦争から
自動車産業の話しへの展開は、かなり企業戦士とし
ての壱岐の姿がクローズアップされていき、時に、
シベリア抑留時代の話題に触れることはあっても
壱岐自身の根源的なトラウマ・・・
敗戦からシベリア抑留という暗黒の時代の記憶は
どこかしら色失せて感じられることもありました。

でも、商社マンとしての最後の仕事…石油を扱うこと
になって、いっきに第二次世界大戦に突入した日本の
姿と戦後日本が生き残るための姿がオーバーラップし、
日本の国益のために闘う壱岐正という人物がクローズ
アップされると同時に、日本にとって「石油」という
エネルギー資源がいかに大きな価値のあるものだった
か、そして、石油を手にすることこそが「国益」に
直結していたかが分かります。

前回あたりから壱岐の口から出てくる台詞…

「日本は石油を得るために戦争に突入した。」

「今度は平和的な手段で石油を得る。」

この不毛地帯というドラマは、つまるところ、
資源の無い日本という国の悲劇とそれを得んがために
戦争をし、敗れ、再生し、再び資源を得ようとする
日本の姿が描かれているように思えてきました。

今でこそ、化石資源である石油の時代の終焉を見据え、
次なるエネルギーの開発、確保に躍起にならざるをえない
状況になりつつあるのでしょう。

時代は移り、石油埋蔵量も限界といわれる中、それでも
世界は石油という資源に頼って生きています。
日本の置かれた立場は、壱岐正の時代とさほど変わって
いません。

「不毛地帯」…それは、資源の無い日本という国そのもの
を表しているのかもしれません。平成の世、壱岐正が生き
ていたら、何を思うのでしょう。ブログ情報源

  
(1話〜10話DVD)(坂本龍一オリジナルサウンドトラック)

それでは。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
また、暇をみていらしてください。

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2010-02-18 23:52 | Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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