「コード・ブルー2」第7話(視聴率15.9) - ドラマな人々@遊Blog

「コード・ブルー2」第7話(視聴率15.9)

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

「コード・ブルー2」第7話を観ました。

辛い回でしたね…。
厳しい現実を突きつけられ、厳しい現実と向き
合わなければならないということ…彼らは、
どのような答えを見つけるのか…そして、私たちも
彼らとともに、何かを感じずにはいられません。


(スペシャルドラマ)


今回のテーマは…「ミス」。

あるいは、「結果」と言い換えてもいいのかも
しれません。

脳死状態となった患者の母親の同意書をとらずに
人工呼吸器を外した緋山(戸田恵梨香)。
彼女は患者の母親と意思の疎通が取れていたと
確信し、同意書の必要性を感じることはなかったと
いいます。

しかし、それは緋山と母親二人だけの間の了解に過ぎず、
その他の家族にとっては、同意書の有無が全て。
延命拒否の同意書が無いかぎり、それは医療過誤を指摘
されても仕方ないという厳しい現実がありました。

これは、緋山のミス。
母親との信頼関係はプロセスであり、あるいは幻想な
のかもしれません。少なくとも、他の親戚にとっては
延命拒否の同意書の存在の有無が全てであり、それが
無い以上は緋山のミスでしかありません。
結果が全てです。

この件に関しては、指導医の三井(りょう)にも責任が
ありそうです。

そして、もう一人ミスをした人間がいます。

田沢悟史(平山浩行)の死を忘れることが出来ずにいる
冴島はるか(比嘉愛未)。いや、田沢の死を忘れるかも
しれない自分を怖れているのかもしれません。
頻繁に携帯電話に残された田沢の録音メッセージに聞き
入る冴島の姿を見て、そんな感想すら抱きました。

そして、ミスを犯します。

常日頃から冷静な判断をする(氷の女)冴島が、出動前
の準備でオペに必要な道具を忘れてしまいます。
これは正真正銘のケアレスミス。

そして、通常の登山ルートと違うコースを案内し、落石
事故に遭遇させてしまった登山ガイド。
これは、ミスといっていいのかわかりません。良い景色を
見ることのできるコースだったのでしょう。
もし、落石が無ければ、そのガイドは夫婦から喜ばれ、
とても優れたガイドだったことになります。
でも、落石事故を予測できず、結果的に大怪我をさせてし
まったことで、ガイドの判断ミスということになってしま
います。

ここで、一人、結果が全てであることを知り尽くし、
プロセスよりも結果を問われる医師の仕事に魅力を感じ、
その職務に就いた藍沢(山下智久)という医師の存在が
クローズアップされます。

藍沢は、冴島が血管を遮断する器具を忘れたことから、
初めて経験する術式に挑み、成功させ、冴島のミスを
結果的に帳消しにします。
そして、それは同時に登山ガイドのミスを結果において
軽減させることにもつながりました。

しかし、藍沢は結果だけを求められる医師の仕事に、時々
むなしさを感じると吐露します。

未経験の術式が成功すれば正しい判断とされ、失敗すれば
無謀な判断ミスで殺人者の烙印を押されるという現実は、
その医療行為そのもの、つまり、治療のプロセスにまった
く価値が認められていないことを示しているんですね。

それは、運、不運とは違います。
成功にはきちんとした裏づけがありますし、失敗にも
その原因はあるのですから。
ただ、結果だけで全てが推し計れるかどうかと問われれば、
多くの場合、プロセスも大事にしたいというのが本音だと
思います。

成功にもプロセスがあり、失敗にも同じだけプロセスが
あるはずです。成功へのプロセスからも、失敗へのプロ
セスからも学ぶべきことは沢山あるはずです。
むしろ、失敗から学ぶことのほうが多いでしょう。
失敗は成功の母といいます。

もし、一度の失敗で全てを失う仕事に就くことになる
というのなら、それはやはり不幸です。
失敗の許されない人生など無いように、一度の失敗も許され
ない仕事というものは、本当にあるのでしょうか?

その答えはわかりません。

いっぽう、藍沢の父親が言っていたことは何だったので
しょう。
藍沢の両親は研究者で、たぶん、基礎的な研究で非常に
長い期間を要する研究だったのでしょう。それだけに、
一日でも一時間でも早く結果を出す必要があったらしい
です。誰か他の研究者が結果を1分早く発表すれば、その
研究者の手柄となり、1分送れて結果を出した研究者の
存在は認められることが無いのですから。

そういう研究者は、家庭を持ち、子供をつくり、子育てを
するなんて困難と父親は言っていましたよね。
さらに、母親は優秀な研究者で、父親はその母親の背中を
追うかのような生活をしていたらしいです。
そして、母親に子供をつくらせ、子育てをさせることで、
優秀な研究者から自分と同じ平凡な人間に引きずり下ろし
たかったと説明していました。
母親は藍沢を生んだ際、子宮に病巣が見つかり、摘出するこ
とになり、二度と子供を産めない体に…。
それが母親の罪の意識を高め、ノイローゼの原因となり、
父親はといえば、自分の姿を見ないほうが良いと判断し、
姿を消したという…たぶん、ノイローゼの母親を見ている
のが辛かったんでしょうに。

いずれにせよ、この親の言い分はよく理解できませんでした。
許せる、許せないでなく、理解できなかったのです。

両親にとって、藍沢という息子をもったことは、結果として
失敗だったの?子宮を失う結果になったからといって、
なんで自分を責めることにつながるの?どうして、苦しむ妻
の目の前から父親が姿を消す必要があったの?

わかりません。理解できません。

いずれにせよ、
私たちは、成功や失敗の繰り返しの中で時を送っています。
成功だけの結果を導く人間などいないでしょうし、失敗だけ
の人生を送る人もいないのではないでしょうか?

勝ち組、負け組みではありませんが、一度負けても
再チャレンジできるのが生きることです。でなければ、
生きつづけることなどできっこありません。

脳死の子供の人工呼吸器を外した緋山。
想像ですが、きっと子供の母親が正直に
言うことになるでしょう。
同意書は書かなかったけど、気持ちの上で同意していたと。
そして、緋山の判断になんの落ち度も無かったと。

「先生、息子を最後に抱かせてくれて有難うございました。」

と…。
ブログ情報源
ブログセンター


研修医時代の失敗があって、今の姿があります。
1st season は絶対に見るべき作品


いよいよ、後半に入ります。
コード・ブルー。
見逃せません。


(このドラマのサントラも佐藤直紀さんの作品。
龍馬伝といい、三丁目の夕日といい、この人は
天才ですね。)



2nd seasonオリジナルサントラCD(佐藤直紀 作曲)


それでは。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。

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2010-02-22 22:16 | Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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