「コード・ブルー2」第9話(視聴率16.6) - ドラマな人々@遊Blog

「コード・ブルー2」第9話(視聴率16.6)

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

「コード・ブルー2」第9話を観ました。

今回のテーマは、「心の傷」。
そして、その傷を癒すための「勇気」と「優しさ」。

心の傷を負った人間の傷口を縫い合わせるのは、外科医
の仕事ではありません。しかし、誰かがその傷口をふさぐ
手助けをしてあげなければならず、また、傷を負った本人
も傷口を自らふさぐための勇気を持たなくてはならない…
そんなことを考えさせられた9話でした。



今回は第2話同様に、複数の患者たちの真摯な姿を描い
ていましたね。「コード・ブルー」の脚本家である
林宏司さんは、こうした複数の人生を同時に描きながら、
一つのテーマを浮き彫りにしていくのがとても上手な方
です。

一人目の患者…スキー競技で脚に大怪我を負った男性。
二人目の患者…バイクで転倒し、脚を怪我した女性。
三人目の患者…喘息の発作で入院した子供。
そして四人目…田所部長(児玉清)。

スキーで大怪我を負った男性の搬送のため、ドクターヘリ
で現場に向かったのは橘(椎名桔平)と緋山(戸田
恵梨香)。例のDNRオーダーの一件は、患者側から提訴が
取り下げられたことで、緋山の現場復帰となったようで
す。それ自体は良かったのですが、ここで今回のテーマ
「心の傷」がクローズアップされます。

現場で治療にあたる緋山の様子がおかしい。
手の震えが止まらない。
応急処置のため、メスを握るその手元が定まらない。
そして、焦ったのか自分の手を傷つけてしまいます。

緋山が負った心の傷は、深い。

一方、大怪我をした男性は、スキー競技を仕事にしてい
るアスリート。これまでにも何度も怪我をし、その都度
リハビリに耐え、現役復帰を遂げてきた勇気あるスポーツ
マンです。
当初は、脚の怪我だけで済み、怪我が治れば競技に戻れる
はずでした。ところが、脊椎狭さく症で神経が圧迫される
症状を呈していて、現役復帰を諦めざるをえなくなって
しまいます。

男性は過去にも大怪我をし、その時に脚の骨
を固定していたボルトをお守りのように大切に持ってい
ました。そのボルトを見つめながら、現役復帰への
モチベーションを高めていたのでしょう。
男性は無理をして、一人リハビリのつもりで階段の昇り
降りをし、転倒してしまいます。

ここで「勇気」というテーマにスポットが当たります。

大きな怪我を克服し、何度でも挑戦しつづけることも
「勇気」。しかし、白石(新垣結衣)は別の「勇気」を
提案します。

競技を諦める「勇気」…。

男性は幼い娘に自分がスキーをしている姿を見せ、父親
がプロスキーヤーであったことを見てもらいたいと願い
ます。
しかし、白石は子供にとって父親はヒーローである必要
はないと言います。ただ、元気でいてくれればいいと。
自分の父親がガンで余命が短いことがわかって初めて
命の尊さに気付き、元気に生きていることが何よりも
価値のあることとわかりました。
だから、その男性にもヒーローになるよりも、スキー
を辞め、元気に娘さんのために生きつづける「勇気」を
選択して欲しいと願い、男性も白石の考えを理解し、
引退を決意します。

二人目の患者は、シングルマザーでキャリアウーマン。
母親に息子をあずけ、自分は仕事一筋でしたが、ここ
に来て、ようやく息子との同居を現実にしようとしてい
た矢先の怪我だったのです。

当初は脚の怪我だけだとばかり思っていたのが、実は
脳腫瘍が原因でバイク事故を起こしたことが判明。
障害が残るリスクの高いオペをすることに…。

オペをしなければ息子と一時は一緒に暮らせます。
しかし、そうすれば再び倒れる可能性があります。
最悪は死に直結するのでしょう。
オペをすれば、障害が残り、今までの仕事にも復帰で
きず、息子との同居も諦めざるをえないことに…。

女性は障害が残るが長生きするほうを選択しました。
たとえ、息子と同居することが出来なくなろうとも。

これも、また、大きな「勇気」ある選択ですよね。

術後、藍沢が女性にやさしく言葉をかけます。
「あなたは、いい母親だと思います。」

女性は、同居することを優先するよりも、遠くからで
も息子の成長を少しでも長く見守ることのできる選択
をしたんだと思います。

例によって、藍沢の「優しさのつぶやき作戦」は、
けっこう、胸にグッとこみ上げてくるものがあります
よね。

そして、翌朝。
慣れない左手で、化粧がうまくいかないのを見て、
藍沢が緋山に声をかけ、化粧をしてやるように
頼みます。患者に対する恐怖心に囚われていた
緋山は一瞬戸惑いの表情を見せますが、患者の
笑顔に触れることで、凍てついた緋山の心も
溶けていったようで、躊躇なくペンシルを持ち
笑顔で化粧をしてあげることができたようです。

そして、三人目の患者…喘息発作の男の子。
この子の場合は、この子が話題の主役というよりも
担当医師の藤川(浅利陽介)の「優しさ」のほうが
メインになります。

藤川の優しさ…それは、幼い子供が病院のベッドで
目を覚ましたとき、誰かがそばにいて「おはよう」と
声をかけてあげること。
母親がどうしても息子のそばにいてやることが出来ない
と知り、代わりに一晩、男の子のベッド脇で書類整理
などの残務をこなしながら付き添っている姿を冴島
(比嘉愛未)が見て驚きます。そして、男の子が朝、
目を覚ました時、優しい笑顔で「おはよう」と声をかける
藤川を見つめる冴島の目は、藤川の人を思いやる優しさに
感心すると同時に、一人の男性として認める眼差しでした。
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こうした藤川の仕事に取り組む姿勢が、冴島の心の傷を
治していくのでしょう。

そして、最後に田所部長。
困難を極める大手術が予想される中、田所部長は普段は
見せることの無かった不安を口にします。

「今までの自分でなくなるのが怖い…」

それに対し、奥様が「大丈夫。どこでも付いていきます。」
と声をかけます。

しかし、手術の結果9割がた障害が残ることがわかており、
しかも術中に心臓を停止させた状態…つまり、死亡させた
状態でメスを入れる可能性も示唆されることで、それまで
冷静だった奥様もやや取り乱します。

「それで、西条先生はその手術を何例くらい経験されたの
ですか?」

「初めてです。しかし、助けるためには、これしか方法は
ありません。」

西条の勇気…。
これについては、次回にならないと書くことができません。

さあ、いよいよクライマックスが近づいてきました。
田所部長のオペに加え、航空機の墜落事故という、以前
スペシャルの列車事故よりも規模の大きなドラマが待って
いるようです。

楽しみであり、また、終わりが近づいている寂しさも
ちょっと感じてしまいます。
いずれにせよ、期待しましょう。
ブログ情報源

      
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それでは。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。


(佐藤直紀 オリジナル サウンドトラック)
脚本:林宏司 音楽:佐藤直紀 の組み合わせは
あのNHKハゲタカと一緒です!


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2010-03-08 22:15 | Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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