映画「のんちゃんのり弁」 - ドラマな人々@遊Blog

映画「のんちゃんのり弁」

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

映画「のんちゃんのり弁」をDVDで観ました。

楽しめました。
主演は小西真奈美さん。
以前からけっこうファンです。
小西さんファンにおススメの佳作作品だと思いますよ。



監督は緒方明さん。
ご存知ですか?


まず、監督さんのご紹介から…。

緒方明さんは、50歳くらいだから中堅どころの
監督さんでしょうか。
メジャーか?と問われれば、NO!でしょうね。

若かりし頃、高橋伴明、大森一樹の助監督を務めた後、
テレビ界でドラマやドキュメンタリーをつくっていた
時期が長かったので、いわゆる商業映画の世界に入った
のは、ちょっと遅めだったと言えます。

注目されたのは、2000年の第50回ベルリン国際映画祭で
アルフレード・バウアー賞という期待の若手を対象にした
名誉ある賞を受賞した「独立少年合唱団」という作品。

この作品を観ると、思想的にかなり学生運動の名残りを
感じる内容になっていて、とっつきにくい人には敬遠
される作風かと思います。

監督ご自身、かなり、頑固らしく、アイドルものの企画
が持ち込まれても、内容に納得できずに断ってしまうと
いう情報もちらほら。そのため、寡作監督であり、
名を売ろうという欲も感じられない昔気質の職人タイプ
といえるかもしれません。

その他の代表作は…といっても、作った作品が代表作なん
ですけど、田中裕子さん主演の「いつか読書する日 」
(2004)です。岸部一徳さん共演で、中年(熟年)の
プラトニックな不器用な恋愛を描いた、これも良質な
佳作映画だと思います。



あと「饗宴」という杉本哲太さん主演のセックスレス
夫婦を描いた作品もあります。



さて、そして今回の「のんちゃんのり弁」
頑固で融通のきかない緒方明さんにはめずらしく、
原作は漫画。あらすじも、とてもシンプル。

以下、ウィキペディアから引用…

「生活力がなくいいかげんな夫と離婚したヒロイン・
 小巻は、小学生の娘・乃里子(のんちゃん)と一緒に、
 小料理屋で働きながら、夢である弁当屋開業に向かって
 持ち前のバイタリティで明るく頑張る。」

映画では、正式離婚する前に、夫と暮らす家を飛び出し
実家に戻り、追いかけてきた夫とバトルを繰り返しなが
ら弁当屋開業に向かって頑張る姿が描かれます。
実家に戻ってからは、幼馴染との恋愛(離婚前なので不倫)
と小説家志望のダメ亭主との三角関係とけな気な一人娘を
まじえたドタバタ喜劇といった様相です。

タイトルにもあるとおり、この映画の大事なモチーフは
「のり弁」。
小西真奈美演じる小巻が幼稚園に通う娘の「のんちゃん」
につくる「のり弁」が人気を博し、幼稚園の先生たちに
もふるまうほどになり、離婚後の生業として弁当屋を
目指す…という展開です。

小巻のつくる様々な「のり弁」のつくりかた、あるいは
そのレパートリーを見るのもこの映画の楽しみ方の
一つです。正直、見た目はそれほど派手ではなく、けっ
こう地味な色合いの弁当が多いのですが、その具材は
魅力的だし、じっさい美味しそうですよ。

そして、弁当修行の一環でおいしい料理を出す飲み屋に
弟子入りするのですが、そこの主人がこれまた岸部一徳
さん。

緒方監督、岸部さんが好きなんですね。
というか、岸部さんは映画、テレビ、どんなジャンル
でも、そこにいるだけで安心できる俳優ですものね。

この「のんちゃんのり弁」という映画の最大の見どころ…。

それは何といっても、小西真奈美とダメ亭主(岡田義徳 )
との大バトルです。(と思いますよ)

口喧嘩じゃありません。
バトルです。それはもう、ボクシングの試合を見ている
ようで、切れ味抜群の小西さんの繰り出す右ストレート
と殴り飛ばされる岡田さんの止まることのない闘いは、
痛快で爽快そのもの!

とにかく、小西さん、その華奢に見える体型と清楚な
顔立ちとは裏腹に、演技力同様、切れのある腰のひねり
から繰り出される連続パンチは、ほんとうに迫力あります。
なにより、顔が怖い。そして、台詞回しの語気も強い!

女って、本気になるとコワイんです…というのが、すごーく
分かります。それくらい、迫力あるバトルです。なにしろ、
バトルの現場が飲み屋の店内です。店が壊れようがおかまい
なしに亭主を吹っ飛ばす小西さん…アンタは偉いっ!

で、こういうバトルシーンを最近の監督さんは、つい、
漫画チックに演出しようとCGやら合成やら、いろいろと
映像イフェクトかけまくる傾向があるんですけど、緒方
監督はそういうこと一切しない…そこが偉いし、そこが
この作品を映画として良いものにしています。
ブログランキング ドラマ

そして、女優小西真奈美さんを生身の女優として存在させ
ています。


(のんちゃんのり弁 初回限定盤)

小西真奈美さんって、もっと評価されていい女優さんだと
思います。今でも、その演技力は評価高いと思いますけど
もっともっと評価され、いろいろな映画に出てもらいたい
女優さんです。

私は『UDON』より『Sweet Rain 死神の精度』の小西さん
が好印象でした。映画もとても良いです。
ブログ情報源


(Sweet Rain 死神の精度 金城武&小西真奈美)

とうわけで、緒方明監督や小西真奈美さんに興味ある方、
あるいは弁当のつくりかたに興味ある方は、是非、一度
DVDでご覧ください。楽しめます。

それでは。
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。

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2010-03-22 10:17 | Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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