「コード・ブルー2」最終話(視聴率16.6) - ドラマな人々@遊Blog

「コード・ブルー2」最終話(視聴率16.6)

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

「コード・ブルー2」最終話を観ました。

テーマは、「人は何故生きるのか?」

でしょうか。


(シーズン1があるからこそ2の価値があります)


ドラマの冒頭…

人(医者)は奇跡を期待する。
人(医者)は奇跡など起きないことを知っている。

こんなナレーションから始まり、ドラマのエンディングでは

人は励ましてくれる仲間がいるから生きられる。
人は誰か大切な人がいるから生きられる。
人は奇跡を望む。
もしかすると、ありふれた日常は、奇跡の連続なのかも
しれない…。

というような内容のコメントで締めくくられました。
(いつものように、アバウトですみません)

最終話となった今回、オープニングとエンディングの間に
どんなことがあったのでしょうか。

旅客機の墜落事故現場。
そこには、印象に残った三人がいました。

一人は息子を機内に残し、自分だけ逃げ出してきた父親。
二人目は横隔膜が破裂し内臓が肺を圧迫して瀕死の状態
の子供を前にした母親。
そして、三人目は頚動脈すれすれに金属棒が刺さった
救急隊員。

一人目の父親は、息子を置いて逃げた自分を恥じ、自分
を責め続けます。でも、それは本当に自分を恥じていた
からではないように思います。恥じ入る自分を演じるこ
とで、自分を納得させようとしているだけなのかもしれ
ません。

息子の脚を機内で切断しなければならないと藍沢が判断
し、冴島に父親を呼ぶように言いますが、肝心の父親は
自分は逃げるところを息子に見られ、合わせる顔がない
と恥じ入るばかり。行ったところで何も出来やしないと
逃げる口実ばかりを並べます。そんな父親に向かって
冴島が言う言葉がとても印象的でした。

「あなたのことはどうでもいい!」

父親だって事故の被害者です。
でも、冴島は父親が自分自身を責め続けていることが、
実は自己弁護に過ぎず、逃げた自分を責めることで、
息子のことでなく、自分自身を慰めているということを
指摘しているんですよね。

息子さんは、今、生きている。
そして、苦しんでいる。
そんな時に父親のあなたは、自分の弁解ばかりしている。
息子さんのそばにいるだけでいい。
それが息子さんの生きる勇気になるんだ…。

そんなメッセージが冴島の台詞にはありました。
藍沢も同じです。

「あなたのような父親でも、いないよりいたほうがいい。」

随分な言い方だと思いますけど、それが真実ですよね。
息子に謝ればいいんですから、逃げてしまったことを。

藍沢のコメントに

「人は一人だと自分の命を粗末にする。
 人は大切な人がいると生きようとする。
 人は誰かのためなら生きられる。」

というような内容がありました。
これは本当にそう思います。
最近、つくづくそう感じます。
ま、個人的なことはここでは触れずにスルーします。

二人目の母親。
謹慎明けの緋山は、瀕死の子供を前にメスを握ることが
出来ずにいます。

「お母さん、すみません。こんな私が担当で。
 私は訳あってこの1ヶ月まともな手術をしていません。
 だから私には出来ません。ほかに医者がいるのに、
 運が悪かったと…。」

これ、さきほどの息子を置いて逃げた父親と一緒なんです
よね。自分を責めているようで、自分の都合を言っている
だけなんです。自己弁護。

「先生!あんたに何があったかは知らないし、そんなの
どうでもいいんだよ。ただ、私は不運だとは思わない。
だって、治療してもらえずにいる患者がたくさんいる中で
この子は先生に治療してもらえるんだから。だから先生!
先生しかいないんだ。この子を救えるのは!」

この母親の台詞…さっきの冴島の台詞と意図は一緒。

「あなたのことはどうでもいい。」

人は窮地に追い込まれると、何をすべきかよりも、
何が出来ないかを考えてしまいやすいのかもしれません。
そして、自分が出来ない理由を考えてしまう。

人は弱い。

でも、その弱さを自覚したとき、自分がすべきことが
見えてくる…そんな気がします。

母親の言葉に吹っ切れた緋山は、難なくオペをすることが
出来ました。

そして、三人目。
かつて藤川と事故現場で救命に携わった隊員の細川は、
自分が危険な状態にもかかわらず、他の患者を優先するよ
うに藤川に頼みます。

「臆病な自分に戻りたくない。」

患者のことより、自分のことばかりでビクついていた細川
は、今では自分の命より、他の患者の命のことを考える
本物の救急隊員になっていました。
そして、残念なことに細川はドクターヘリの中で息絶えま
す。でも、本人が覚悟したことであり、藤川も細川の意志
を尊重した結果と納得しているようでしたね。

黒田先生も言っていたように、本当に藤川は立派なドクター
になったものです。逞しいし、患者とのコミュニケーション
をとらせたらピカイチでしょう。

人と心を通わせることのできる藤川は、本物の医者だと
思いました。

救える命と救えなかった命がある…
でも、そのことに一喜一憂していては医者は生きていけ
ないでしょう。
橘が三井に言っていました。かつて、自分は弱かったと。
そして、自分は逃げたんだと…。
それに対し、三井は「あなたは変わっていない。あなたの
弱さが私は好き。」と言います。

自分の弱さを知っている人は、強くなれる。
自分の弱さを認められる人は、他人を思いやることが
出来る。
だから、弱いと言えるあなたが好き。

三井の言葉の裏には、そんな気持ちがあったのではない
かしら。

そして、そうした人と人とのつながりは、親子の間でも
同じなのかもしれません。
白石と医師である父。
藍沢と逃げた父。

自分の弱さを知ることで、相手を認めることができる。
白石はそういうタイプかもしれません。

藍沢は患者たちから多くを学び、人への思いやりを
深めていくタイプ。そして、一時は軽蔑した父親に対して
も許せるようになったよう。

「俺はドクターの中でも一番手が器用です。それが、
 自慢なんです。そして、その手は貴方に似たんだと
 思います。」

一緒に過ごした時間はほとんど無くても、今の自分がある
のは、まぎれもない父親である貴方がいたからです。
藍沢の心優しいメッセージが父親の心に届いた瞬間ですね。

『コード・ブルー2』…いいドラマでした。
多少、感傷的な場面が多いシーズン2でしたが、成長して
いくフェローたちの姿を見ることは、楽しみであり、また、
いろいろと勉強させられました。
ブログ情報源

  
(シーズン1をBru-rayで…)

脚本の林宏司さんはじめ、音楽の佐藤直紀さん、スタッフの
みなさん、そして出演した全ての俳優のみなさん、よい
ドラマをありがとうございました。そして、本当に
お疲れさまでした。
ブログランキング ドラマ

  
(オリジナルサウンドトラック) (ミスチルHANABI)

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2010-03-22 23:06 | Comment(1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
こんばんわ、「遊 さん」
楽しいブログですね
私もブログを書いていますので
覗いてみてください
Posted by kingunaito at 2010年03月24日 00:28
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