「龍馬伝34」侍、長次郎 - ドラマな人々@遊Blog

「龍馬伝34」侍、長次郎

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

「龍馬伝34」侍、長次郎を観ました。

なんだか可哀想です…長次郎。
イギリスへの密航を企て、悪天候のために出航しなかったため
長崎奉行所の知れるところとなってしまったのが運の尽き。

自害したのも奉行所の裁きではなく、亀山社中の仲間たちが
疑いをかけられてしまったことに自らケジメをつけようと
した結果でのこと。

密航を私欲といってしまえば、それまでですが、私欲が元で
窮地に立たされ、最期は仲間を守るために死を選ぶ…

最期は、本人の意志である「侍、長次郎」としての死を選択。

「切腹」によって真の侍になれたのでしょう。


(印象に残るサントラが少ない今クールですが、
 龍馬伝は2010を代表するサントラでしょう)


人気ブログランキングへ


薩長同盟に向けた商談取引を一任された長次郎。

日本国を守るため

この一事においてのみの結束と私心を捨て去る
ことを求められた亀山社中。

幕末の志士たちに「取引」という概念そのものを
理解せよ、というのがどだい無理だったのかも
しれませんが、商人の血を継ぐ長次郎にとっては
取引は当たり前のことであり、それは皆が言う
「私心」とは性質を異にするものだったでしょう。

軍艦を長州に渡す条件として、船籍は薩摩、運航は
亀山社中、しかも薩摩も亀山社中も自由に使うこと
が出来るという条件を長州の井上たちにも納得して
もらったうえで、この商談をまとめた長次郎。

それは、亀山社中を愛し、亀山社中の発展を望めば
こその商談内容でした。

しかし、生来の武士たちには商談という取引が
理解できない。

よく言えば亀山社中の精神は、ボランティア精神です
よね。

でも、お金が介在する商談、しかもそれは、イギリス
商人との難しい商談をまとめた長次郎からすれば、
自分たちに好条件をつけるのは、当たり前の話。

日本を変え、さらに日本国を大きく成長させるために
は、亀山社中の事業を拡大していくことが大切であり
亀山社中にはその使命があると思っていたはず。

それがまったく理解されないもどかしさ、
そして失望…悲しみ。

将来の渡航と思っていた私心がふつふつと湧き出て
くるのもわかります。

これでは駄目だ。
今、すぐにでも海外に行きたい。

皆のために自分がしたはずのことが、皆に理解されない
悲しみが、長次郎をいっきに密航という私欲に走らせた
ように思います。

人と人との関係は、本当に難しい。

人は、人を失ってはじめて、ほんの些細な言い争いや
誤解によって、人の運命を大きく変えてしまうものだと
いうことに気づかされるような気がします。

話は反れますが、現在の日本の外交ベタを見るにつけ
やはり、武士の時代の名残りなのではないかと思って
しまいます。

日本の交渉ベタのルーツを見たような気がしましたね。

それと

長次郎の切腹のシーン。

死の恐怖と闘いながら切腹をする長次郎の葛藤が
すごく印象的でした。

武士にのみ許された切腹。
それは長次郎の最期の望み。

死の恐怖、家族を残す無念、仲間への思い、
そして、自らの人生を今一度振り返る…

自分が「無」になることの怖さ。

そんな様々な気持ちが長次郎のシーンに
込められていたように思いました。

そして、

描くのは切腹する瞬間まで。
痛みに苦悶する姿は見せない。

それが良かった。
いい演出だったと思います。

武市半平太の切腹と明らかに違い、
長次郎らしく良かったです。

坂本龍馬が、長次郎との約束を果たすため
遺影と杯を交わすシーンには、こみ上げて
くるものがありました。

合掌。

そして
大泉洋さん、お疲れ様でした。
あなたが演じた近藤長次郎は、あなたにしか
出来ない、とても印象深い役になりました。

  

あらためて、俳優大泉洋の存在感を感じさせ
られた龍馬伝でした。
ブログセンターランキング ドラマ



それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

※ランキングに参加しております。
 最後にどちらかお一つを応援クリックしていただけると
 とても励みになります。よろしくお願いいたします。
人気ブログランキングへ にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ
               にほんブログ村

トップに戻る



タグキーワード
2010-08-24 07:48 | Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
人気ブログランキングへ にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ dramaq1.jpg blogram投票ボタン
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
Powered by Seesaa
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます 
Copyright © ドラマな人々@遊Blog All Rights Reserved.
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。