「フリーター、家を買う。」第5話 生きてる世界が違うって何だよ… - ドラマな人々@遊Blog

「フリーター、家を買う。」第5話 生きてる世界が違うって何だよ…

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

「フリーター、家を買う。」第5話 
 生きてる世界が違うって何だよ…


を観ました。

サブタイトルの「生きてる世界が違うって何だよ…」って
テーマもあるけれど、今回は誠治(二宮和也)の父親
(竹中直人)の不器用な誠意を見た回でもありましたね。



まあ、世の男性の多くは、なにも父親にかぎらず不器用
なもの。
こと、女性陣に対する感情表現などは、誠実になろうと
すればするほど不器用になったりする。

不器用を売りに出来る男なんて、高倉健さんくらいなもの
かもね。

「不器用な男ですから…。」

とボソッと言うだけで、多くの女性たちのハートをグッと
鷲づかみですもの。

それはともかく。
父親の不誠実を訴える誠治に対し、職場の面々も、皆、オヤジ
なんてそんなもんだよ、と誠治の父親にある程度理解を示して
くれるものだから、誠治も多少はオヤジを一人の男性として
客観的に見ようと努力をしてみるわけです。

すると、それまでの頑固一徹で傍若無人な態度以外にも、不器用
なりにも協力しようとする姿勢が垣間見られるわけなんですよね。

フリーターという立場から脱出するために…という名目ではある
けれど、母に薬を飲んだことの確認をしたり、誠治の就活にも
多少の協力を約束したりして。

今までの頑なな姿勢から、ちょっと罪の意識でも感じたのか、
反省の色が見えてきたわけで。

何故、母はこんな父親と結婚したのか?…

その疑問の答えのようなシーンがワインのプレゼントに
表れていました。
そして、そのワインの銘柄をちゃんと記憶していた母。

プロポーズの記念のワイン。

父親の精一杯の誠意だったんですね。
ま、これでも今も愛しているんだよ、と言いたかったんでしょう。

そんな父親の様子に、「オヤジも人間らしいとこあるじゃん」と
ばかりに少しホッとする誠治と姉(井川遥)ではありましたが…。

そのオヤジの不器用な誠意の不器用さ加減が、母の命を危険に
さらすことに…。

薬とアルコールの副作用でうつが重度化し、リストカットを
してしまう…。
父親にすれば、好意でみせた精一杯の愛情がアダになるとは、
まあ運がないというか、不器用にほどがあるというか。

そんな不器用さを責める息子の誠治。

誠治とはじめてかかりつけの精神科医のもとに行く父親。
そして、説明もそこそこにその場を逃げるように去る父。
その姿を見て憤慨する誠治。

「きっとお父さんは怖いんですよ。
 うつ病のお母さんを怖くて直視できないんですよ。」

担当医からそんなふうに説明される誠治は、

「それでも父親かよ…。」

と、また呆れる始末。
でも、人間ってどんなに完璧を装っていても、弱さや欠点が
あるもので、普段強がっている人間がポロリと弱さを露呈させ
たりすると、かえって共感できたりするもの。

誠治もそんな感じだったんでしょう。
わざわざ父親の会社まで行って飲みに誘おうとするなんてね。

ところがっ!

そこの例の若い女性が…。
ちょっとはにかんだ笑顔で手を振る父親の演技が、ちょっと
照れ屋の竹中直人さんの素顔を見るようで、誠治のオヤジの
顔からは想像できない笑顔でした。(笑)

ま、若い女性の登場で、関係修復かと思っていた誠治と父の
関係も穏やかではありませんよね。
ただ、この女性の正体はまだわかりません。

ちょっと援交のような印象を与えておいて、実は、違っていた
なんてこともあるでしょうし。
この件は、あまり想像を膨らませるより、進展を見守りたいと
思います。

さて、サブタイトルの

「生きてる世界が違うって何だよ…」
です。

キミとボクとは生きてる世界が違う
あの人とワタシとでは住んでる世界が違いますから…

みたいなことはよく言いますよね。
人間みな、人生の目標をかかげようとした時に、他人よりも
いい生活をしたい、みたいな願望を持ったりするもの。

ステイタスの高い生活。
ハイクラスな人生。
他人にうらやまれる生活。

それは月5万円の家賃を誇らしげに吹聴する庶民でなく、
社会的地位の高い職業に裏打ちされた尊敬と羨望の対象に
なるような地位のある人のみが堪能できるライフスタイル。

でも、そんなものが実際本当にあるのかどうか、実は誰も
知らなかったりする。

今の生活から脱出したいっ!
今は最低だから、少しでもいい生活を…

多くの人がそんなふうに考えがちだし、だから、競争が
あったりするし、出世を目指したりする。
あるいは、このドラマの星野あかり(岡本玲)のように、
現状打破のために玉の輿を目指したりする。


それは決して否定すべき考え方とは思わないけど、
「今」を否定することは、やっぱり自分を辛くするよね。
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「今」を否定するからより良い未来が待ってるのか、という
と、そうでもなかったりする。
ま、たとえば金銭的に恵まれるようになったにしても、それが
そのまま絶対的な幸福かと問われれば、そうでないことも
あるわけだしね。

「今」を否定しすぎると、辛すぎて、未来への希望を高く
設定しすぎると、それに到達できない自分の存在価値さえ
見失いかねない。

極端な話…死にたくなったりするかもしれない。

だから、「今」を否定するより、「今」をまっすぐ見て、
「今」をじっくり味わって、そこから学べることや、辛い「今」
の中にあるかもしれない小さな「幸せ」を探したりする…

そんな生活のほうが、人生楽しめるよね。きっと。

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あまり生真面目に、自分を「こうあらねばならない!」みたいに
理想化しすぎると、誠治の母親のように「うつ」になってしまうし、
あかりちゃんみたいに遊ばれて、捨てられて、軽蔑されるなんて
ことになる。

自己嫌悪。

でも、あかりちゃんの場合は、ずっと見栄を張り続けていたのを
ようやく解きほぐしたからね。ホント、よかった。
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よりによって、性悪隣人13号の西本幸子(坂口良子)の息子に
あかりちゃんが引っかかるとはねぇ…。
誠治の台詞じゃないけど、親が親なら子も子だよ、ホント。

最低な弁護士っ!!!
最低な男っ!!!

あかりちゃんが、母親に似てるって意味…
自分に価値がないから相手に価値を求める…
そこが何もない自分の母親にそっくり、だなんて。

そういう理由で女と遊ぶって、けっきょく母親を支配したい
息子の願望をあかりちゃんという女の子を利用して自己満足
させているにすぎない。

西本和彦(横尾渉)とうい人間は、しょせん価値が無いと
言っている母親(坂口良子)の精神的支配から逃れたいと
思っているマザコンの一種にすぎない。

支配されてるから、支配してやりたいと強く思う。
たぶん、女性と遊ぶ目的は、無意識に母親を屈服させたい
なんていう思いがあるんだと思います、あの手のタイプは。

それにひきかえ、哲平(丸山隆平)のポジティブラブの美しさ!!

ま、直球すぎると思いますが、相手のことを思いやりながら、
自分の正直な気持ちを投げ続けるっていうのは、子供のようで
あるけれど、決して相手を否定しないところは簡単に真似できる
ものではありません。

これぞ真性男の優しさってやつです。
絶対に裏切らない優しさ。

あかりちゃんも、自分の馬鹿さかげんを飲み会で吐露して楽になって
哲平くんと少し近づくきっかけになればいいですね。
二人はお似合いだし。

ま、そんなこんなで、生きてる世界が違う!なんてさ、
「龍馬伝」じゃないけど、「上士も下士もない、皆が幸せになれる世界」
を夢見た坂本龍馬が聞いたら笑っちゃいますよ。

人間、同じ地べたの上で生きてるぜよっ!!

でもね、いつの世でも、上だ、下だと優劣をつけるのは人間の性(さが)。
ある意味、人間が他の動物たちを支配するように進化してきたのも、
人間が他の動物に対して優劣をつけたがったからなのかもしれませんしね。

最後に、誠治の台詞から…

『上とか下とか違う世界とか…
 いつから他人と比べるようになったんだろう。』

『無事に生まれてきてくれればいい
 それだけを望まれて
 それだけを親に望まれて生まれてくる…。』
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2010-11-19 12:07 | Comment(0) | TrackBack(1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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フリーター、家を買う #5
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Weblog: 今日のタロス
Tracked: 2010-11-21 15:27
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