「流れ星」第6話 愛と死  - ドラマな人々@遊Blog

「流れ星」第6話 愛と死 

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

「流れ星」第6話 愛と死 

を観ました。

梨沙(上戸彩)のダメ兄の修一(稲垣吾郎)が
マリアの家を訪ね、母(原田美枝子)に移植を辞退
するよう頼みに来ます。

これって、やっぱり、金を取るための策略なんだろうなぁ
と思って観ていたんですけどね…

案の定、母は修一に金を渡すことになるんですけどね…

でも、観ているうちに、もしかして、修一は本当に妹の体に
メスを入れることに抵抗を覚えているだけなのかも…と
思ったりして。



確信は持てないんですけど
なんとなく、ダメ兄の修一は心の底から妹を愛している、
そんなふうに思えてきました。

ま、もらえる金はもらうとして、ってことでしょうけど。

それに対して、妹の梨沙はどんどん健吾(竹野内豊)の
家族に対する思いが深くなっていますよね。

その思いの深さを証明するのが、

「金を返せば手術はできるんだね」

という医師の神谷(松田翔太)への言葉。

移植をするかしないか…
手術ができるかできないか…

これは、各々違う問題ではあるのだけれど、
たがいに関係しあっている問題でもある。

この問題をめぐる医師神谷と健吾、神谷と梨沙のやりとりには、
かなり考えさせられます。

たとえば、神谷が健吾に対して言う台詞(うろ覚えです)。

「マリアさんは移植を拒否しています。
 これが何を意味しているかわかりますか?
 お兄さんを犯罪者にしたくないんですよ。」

つまり、金銭授受があったことから、臓器売買にあたるとして
兄を犯罪者にしたくない、ということらしいです。

◆中国臓器市場
◆激白臓器売買事件の深層

そして、梨沙が神谷に言う台詞(うろ覚えです)。

「金銭の授受があるから手術できないのかよ。
 そんなこと言って、自分が犯罪の片棒担ぐのが怖いんだろ。
 保身のために手術しないだけだろ。
 医者っていうのは人の命を救う仕事だろ。
 目の前の人一人の命も救えないで、何が医者だよ!」

台詞はかなり違っていたと思いますが、趣旨はこんな感じ
だったと思います。

どちらも言えてるんですよね。
こういう問題って、常に、この二つの問題を天秤にかけてしまう
と思うんです。
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道義的、倫理的な問題にしてしまう場合。
医学的に救える命は救うべきという現実的な問題として捉える場合。

こればかりは、結論は出しづらいですよね。
もちろん、自分の血縁者の場合なら、救える命は救いたい。
でも、それが東南アジアの臓器売買の現状と重ねて考えると
それはそれですごく抵抗がある。

これについては、江口洋介主演、阪本順治監督の「闇の子供たち」
という映画を観るとよくわかる。
ま、暗い映画ですが、映画としてはとても良い作品ですので、
まだごらんになっていない方は是非…。



さて、マリアですが。

思うに、マリアは兄に犯罪者になって欲しくないと思っている
というよりも、自分のために兄に犠牲になって欲しくない…
というのが素直な気持ちなのではと思います。

同時に、借りをつくるばかりの人生はイヤ…というかね。

マリアは健吾とは異母兄妹。
母(原田美枝子)とは血がつながっていない。
両親は死んだために引き取られたわけで、それじたいが
負い目ではあるはず。

当初、母はなかなかマリアに馴染めなかったが、健吾の願いもあって
マリアを家族として迎え入れ、育ててきた。

マリアは本当の家族になろうと前向きに生きてきた。
自分を家族として育ててくれた兄や母に感謝している。

だから

それ以上、世話になるのは自分の負い目に感じてしまう。
愛する婚約者(板谷由夏)と別れて、見ず知らずの女性と結婚する
なんて…兄にそこまでされて生きていくのは辛い。

でも、マリアと同じ病の涼太(桐山照史)は

「甘えている。
 肝臓を提供してくれる人がいるのに拒否するなんて
 甘えている。」

と言うんですよね。

これ、移植できずに死を現実として感じている人しか言えないでよ。
普通、移植を拒否するなんて、なんて強いんだろう…って反応する
人が多いと思いますもの。

兄を犠牲にしてまで生きていたくない…
それは甘えだ。肝臓があるのなら、生きる可能性があるのなら、
生きることが正しいと涼太ははっきり言っているわけで。

これは説得力ある。


で、ドナーの梨沙が言った言葉。

「金を返せば手術はできるんだね」

が、全ての甘えを吹っ飛ばす言葉としてズシンと心に響いてくる
わけです。

そもそも、借金返済のためにドナーになる決意をしたはずの梨沙。
なのに、金を返すと言う。
金を返せばマリアのドナーになれる。
マリアに生きて欲しい。
健吾の家族の力になりたい。
健吾の家族の役にたてるなら、自分がドナーになることで、
家族が幸せになれるのなら、借金なんて屁のようなもの。

それくらい、梨沙の健吾たち家族に対する思いは強くなって
いるってことですよね。

梨沙っていい奴。
やさぐれてるけど、好きだなぁ、

いっぽう、驚いたのは美奈子(板谷由夏)ですよ。
今さら自分がドナーになるなんて。

ま、こう来るとドラマ的には面白いんですけどね。
なんか美奈子は今ひとつ好きになれませんなぁ。

で、健吾はどうするんだろうって思いましたが、
予告をちらっと見るかぎり、梨沙との関係をもっと深めて
いく方向に行きそうですね…ま、そういうドラマだから
当たり前って言えば当たり前の展開ですが。

やっぱりホッとする。


家族になる、ってどういうことなんだろう?
このドラマを観てて、ふと、そんなふうに考える。
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家族とは?
じゃなくて、
家族になるって?

というクエスチョン。

ダメ兄、修一のダメでない部分がこれから見られるのかも、
と密かに期待しつつ、第6話のレビューはこのへんで。

涼太の冥福を祈って。
天国にいったら真打を目指してね!
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それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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2010-11-24 20:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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