「セカンドバージン」最終話 誇り高き女たち - ドラマな人々@遊Blog

「セカンドバージン」最終話 誇り高き女たち

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

「セカンドバージン」最終話 誇り高き女たち

をようやく観ました。(遅すぎだっつーの)

あいかわらずNHKオンデマンドでの視聴で、レビューが大変遅れており
ます。

なんか、最後に来て、とても健康優良児的なドラマになりましたね。

  


ま、それが悪いって言っているんじゃないですけど。
NHKっぽいというか、すごく今という時代に生きる女性たちへの
エールにも思える要素も感じられましたし。

健全で前向き!

まず、ストーリーのほうですが・・・。

行さん、やっぱり死んでしまいましたね。
台湾人として生きていた行。
違法すれすれの投資に協力し、ブラックリストにも載っている
ということ。

そして、最後の仕事が日本の金融業界を喰いものにするような
ものだったらしく、それを行が拒否したために暗殺されるという
展開。

およそ、元金融庁のエリート官僚のキャリアとは思えないような
末路です。

まあ、鈴木行には特にモデルはいないでしょうけど、投資や
株取引で罪に問われた人で記憶にあるのは、元通産官僚の
村上世彰氏。

そう、村上ファンドといえば思い出されますよね。

「金儲け、悪いことですか? みんなが一所懸命お金を儲けて・・ 
 ルールの中で一生懸命に株取引をして儲ける・・ 何が悪いんですか?」

と言ったのは有名。

あと、ホリエモンなんかもね、同僚が沖縄で不審死体で発見されて
自殺説や他殺説が取りざたされ、ライブドアが闇社会に通じている
などの憶測を呼びました。
ホリエモンの背後にはマフィアがいるとかね。

今となっては、いったい誰が何を根拠に言ったのやら、って感じ
ですけど、当時はまことしやかに評論家どもがのたまっていたもの
です。

ま、こういう業界のゴロ的ツワモノたちと、鈴木行を比較すると
現実世界でのし上がる奴は、脂ぎった肉食系男子であって、鈴木行
のような繊細な草食系男子ではない、ってことだけは確かなよう。
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ヤワじゃない。

だけど、鈴木京香とホリエモン的肉食動物の恋愛ドラマなんて
観たくもありませんし、高カロリードラマすぎて体に悪そう。

やっぱり、鈴木京香のフェロモンに年下男子の心が取込まれる
ならハムレットのような貴公子を思わせる草食系男子が適材と
いった感じですかね。

話が逸れました。

最終話の前半で鈴木行は死んでしまうのですが、その臨終シーン
がですね、ちょっと、リアルというか、迫真の演技というか、
生々しすぎて、正直ちょっと引きました。

私、実際には人が死ぬ瞬間って、まだ立ち会ったことありません
けど、あの長谷川博己さんのうつろな目、荒れる呼吸は気味悪かっ
ったですわ。

だから、肝心の手のカラミがね、印象薄くなってしまった感じです。

臨終の間際、中村るいが鈴木行の手を取り、握りしめるカットが
何度かアップで抜かれるんですけど、その手がね、あまりセクシー
ではないんです。

「行さんの手が好き。」

っていう、るいの台詞もかぶってくるんですが、映し出される二人
の手のカラミは、ただただ、愛する人の手を握る手なんですよね。
命を案ずる手。

ま、私が変態なのかもしれないけど、このドラマの第1話の
タイトルは・・・

不実な指。

中村るいは行の指に惹かれ、死のような快楽を求め、そして異国で
結ばれる際には、るいは行の指を噛み、絶頂を迎えています。

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だったら、それが臨終の場であっても・・・いや、生きている行の指を
感じられる最期の瞬間だからこそ、もっともっと行を求めるような
指のカラミを鈴木京香さんには演じて欲しかったですね。

最期のベッドシーンを思わせるような指を求める感じがね、欲しかったです。
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でもね、あらためて思いますけど
鈴木京香さんって、ヌードになってのベッドシーンって無い
んですけど、なんか脱いでいるような錯覚をおぼえる女優さんなん
ですよね。

それくらい、フェロモンが濃い。

ベッドシーンでの鈴木京香さんの顔が、すでにヌードっぽいんです。
顔の演技だけでヌードを超えるフェロモンが立ち籠めていて、
なんか顔だけで全身を表現されている印象です。

すごくイヤラシイ顔。
セクシーというよりね。

これ、褒め言葉のつもりです。
脱がなくても、脱いでいる以上にイヤラシイんですから。
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また、話が逸れたかな?

私が今回面白いなぁ、と思ったシーンは
るいの家に真理絵が行のお骨を持参してきたシーンです。

二人の女性が行のお骨を間にはさんで対面するシーン。



「葬式が終わったら遺骨はいらない。
 行くんの妻として、葬式でけじめをつけたかった。
 これからは自分のために生きたい・・・。」


というようなことを真理絵が言うと、るいも負けじと語気を
強め、女二人の言葉のつばぜり合いが始まります。

『妻であるあなたに対する責任も最後まで
 果たそうとしていました。だから仕事でもあせったんです。』


「責任果たしてもらっていないですけどね。」

『でしたら、あなたは果たしたらどうですか?
 妻として大切にされたんですから。
 妻として行さんの供養をきちんとなさったらいかがですか?
 それが筋を通すということですし、
 大人の責任のとりかただと思います。』


「これ、また持って帰れって言うの?」

この会話、お骨となって黙って聞いているしかない行は、
どんな気持ちなんでしょう?
でも、男性なんて女性二人に挟まれたら、生きていたって
死んで骨になっていたって、結局は言葉無しですよ、きっと。

真理絵が行のお骨を「行くん」ではなく、
「これ」と言ってしまうのも面白いです。


るいが真理絵に対して、妻として扱われたと強調するのは
ある意味、あてつけなのかもしれないですね。
妻の権利を主張してきたんだから、最後まで妻でいつづけろと。

自分は最後まで一番愛された女として生きていくからと。

こういう男性をめぐる女性同士の丁々発止を聞いていると
なんか向田邦子さんの「阿修羅のごとく」のような世界観を
思い出します。
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ま、そんなこんなで、中村るいも真理絵も男を喰ってどんどん
強くなっていくんですよね。

社長となったるいは新海社の危機を乗り越えることに邁進し、
真理絵にだって取材を申し込み、本を出版させ、自分と行との
関係が取りざたされようと売れればOKとガンガン攻めまくり
ます。

ただ。自宅玄関には手入れのゆき届いた行の茶の革靴が置かれて
いる・・・。
そこに中村るいは行と暮らしている証を求めているのかもね。

置かれた靴も、どこか繊細でセクシーな革靴でした。
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さて、
るいも元気。
真理絵も元気。
そして、愛子(YOU)も元気。
女性たちはみんな元気。

あ、ゲイたちも幸せそう。

じゃ、「セカンドバージン」って何だったのかしら?
現代女性の生きるエネルギーを描きたかったわけじゃないですよね?

なんか、中村るいの物語が最後に来て、真理絵と折半になってしま
ったために、今までの濃い物語がすごく手頃な薄口な物語に変わって
しまったように思います。

るいがこんな台詞を言います。

「それでも私は生きていかなければならない。
 人生はつづいていくんだから。」

う〜ん。
なんか一般論。ありきたり。どこかで聞いたような台詞。
こんなことをあの中村るいから聞くために観てきたドラマじゃ
ないはずなのに。

私はね、やっぱり最後までもっと性的なドラマであって欲しかったし、
それには中村るいと真理絵の関係も、最後までもっと激しく憎悪に満ちて
いても良かったような気もします。
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第1話目でいきなり鈴木行の殺害シーンから始まったこのドラマ。
サスペンス色もあり、タイトルどおりのセクシーさもありでスタート
したのに、どこか消化不良感が残るんですよね。

消化不良というか、無理矢理消化させてしまった感じ。
女性論で全てを解決してしまったような。

じゃ、鈴木行っていったい何だったの?
女性に喰い尽くされたかまきり?

なんか、最終話を観ていて、
男って悲しい生き物だなって・・・
思えてきて。

るいや真理絵、女性たちが生き生きすればするほど
行の存在、男の存在感が幻のようで、希薄なものに感じられ。

ふ・く・ざ・つ、な、き・ぶ・ん。

でも、まあ、
大石静さんらしいといえば、らしいですよね。
楽しませてもらいました。


それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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2010-12-17 19:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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