「告発〜国選弁護人」第3話 - ドラマな人々@遊Blog

「告発〜国選弁護人」第3話

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

「告発〜国選弁護人」第3話
 アリバイの壁


を観ました。


「薄幸の美女文学 第1章」が木村多江さんなら
「薄幸の美女文学 第2章」は原沙知絵さん

といったところでしょうか。

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1話、2話が政界がらみの物語で、まさに松本清張作品を
ベースに書かれたドラマであったのに対し、第3話は
第一の容疑者は、どこにでもいそうな今風の若者。

かなりこれまでとテイストが違ってくるのかしら?
なんて思ったりもしましたが、全くの杞憂でしたね。

もう、冒頭からズバッと法廷シーンで始まり、物語の本論に
ドーンと入り込んでしまう、全く無駄のない導入部と
なんの違和感もなく流れてくる遠藤憲一さんの
ナレーションで、すっかり松本清張風味の昭和の香り漂う
サスペンスの世界に引きずり込まれてしまいました。

導入部だけではありあせん。
本当にこのドラマの脚本って、余計なシーンも台詞も無いって
感じです。

だから、1時間近くがすごく濃密な印象。
もちろん田村正和さんの存在感と演技力あっての緊張感で
あるわけですけどね。

素直に本がいいな、と思ってしまいました。

★現職警官「裏金」内部告発

ある電機メーカー勤務のサラリーマンが撲殺された後、
引火によって爆破という凄まじい事件が起きる。

その場を立ち去る青年。
彼は以前からその電機メーカーの機器にクレームをつけて
おり、殺害されたサラリーマンにも直接メールで脅迫めいた
文面を送りつけていた。
しかも、サラリーマンの自宅への地図を手書きで用意して
いたことから、ほぼ犯人と断定されたのです。

★Q&A実例告訴・告発の実際

そこに、青年のアリバイを証明する証言者が現れる。

原沙知絵さん演じる吉崎文香。

彼女は事件当夜、介護施設から痴呆の母親を迎えにいく途中
買い物でスーパーに寄ったといいます。
迎えの時間を気にしていたので、その時刻をよく覚えていた。

8時42分。

この時刻が、このサスペンスのカギであり、ドラマを紡ぐ
綾になっていきます。

犯行推定時刻とピタリと合致する目撃時刻。
佐原(田村正和)は何かひっかかるものを感じます。

8時42分という時刻には、もう一つ記憶がある。
それは、殺害された単身赴任のサラリーマンが毎週
土曜日に仙台に帰る新幹線の時刻、それが
8時42分だったのです。

そして、殺害当日にかぎって、8時42分ではなく
1時間後の新幹線をサラリーマンは予約していた事実を
突き止めます。

8時42分は偶然ではない。
そこに何かが隠されている。

青年と吉崎文香は共犯関係なのか?
しかし、二人の接点が見つからない。

★銀行告発

いっぽう、サラリーマンの妻は単身赴任の夫が東京で不倫して
いると気づき、興信所に浮気調査を依頼。

妻は夫を恨んでいた。

そのことから、妻の犯行の可能性が浮かび上がる。

妻の犯行なのか?
それとも青年の犯行なのか?

サラリーマンと吉崎文香の接点の糸口は、意外なところに
ありました。

サラリーマンが勤める会社の屋上の目と鼻の先、とある
ビルの屋上に珍しい養蜂場があった。
その養蜂場で吉崎文香が勤めていたことがわかります。

そして、サラリーマンは会社の屋上からよく紙飛行機を
飛ばし、養蜂場のあるビルの屋上に紙飛行機を入れて
しまっていたことがわかります。

二人の接点が見つかった。

しかも、スーパーで時刻を確認したというその証言も
嘘であることがわかります。
その日、その時刻はゲリラ豪雨で一帯が停電。
スーパーの時計も止まってしまっていたのです。

いっきに真相に迫る佐原(田村正和)。

二人は紙飛行機が縁で知り合い、深い仲に。
認知症の母親をもつ吉崎文香とサラリーマンの逢瀬は、
毎週土曜。8時42分の新幹線に乗るまでの時間。

そんなある日、認知症の母の姿を目撃してしまったサラリーマン
の吉崎文香に対する意識が変わってしまう。
これ以上深くつきあえば、この母親とも関わらなければ
ならなくなるかもしれない・・・それはご免だ。

そんな気持ちからなのか、別れを切り出されます。

いつもの時間、帰りの新幹線を8時42分を1時間だけ遅らせて。
つまり、1時間で別れ話を終わらせようとしたサラリーマン。
逆に、たった1時間で全てを清算させようとしているサラリーマン
が許せなくなり、衝動的に殺害してしまったというのが真相。

そして、第1の容疑者である青年とはマンションから逃げる
時に偶然出会い、かねてから顔見知りだった吉崎文香に好意を
抱いていた青年が彼女のアリバイを証言する約束をし、
逆に自分が逮捕されてしまったというのが事の真相。

法廷で青年の証人として立った吉崎文香は、佐原(田村正和)
に促されるように真相を語り始めます・・・。

なんとも複雑な人間関係ではありますが、シナリオに無駄が無い
のでけっこうわかりやすい物語になっていました。
そして、前回までの木村多江さん同様に、認知症の母親の介護
に自分の人生が左右されるという薄幸な人物像が、物語により
文学性をもたせているように思いました。

ただ、ここまで書いてきて、ふと思ったんですが、
犯行当日、ゲリラ豪雨だったというのに、サラリーマンの
マンションシーンでは雨音も無く、しかも、爆発直後に
青年と吉崎文香が出くわす際にも雨は全く降っていないんです
よね。
吉崎文香が住んでいる地域とサラリーマンのマンションは
そんなに遠い場所なんでしょうか?
都内なら、離れていても多少の雨くらいは降っていてもおかしく
ないと思うんですけど。
殺害現場付近では一滴の雨も無かったですものね。

シナリオに無駄がなく、いいと書いていたのに、演出の問題
なのか、どうなのか、ちょっと違和感を感じるようなことに
なってしまいました。

ま、面白かったからとりあえず、いいですけどね。
今日のランキングは?

それにしても、田村正和さんと石井正則の共演は懐かしかった
ですね。古畑任三郎と西園寺。

image-20.jpeg

古畑を演じるには、ちょっと老けましたね、田村さん。
だからこそ出来る今回の役なのかもしれません。
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2011-01-28 18:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
こんにちは
いつも楽しませていただいています。
私が観た記憶によると
殺害現場からスーパーまで車で20分の距離と
刑事さんが言っていたような・・・

田舎の20分と都会の20分はちがうかな。。。
Posted by ドラマ好き*ぴこ at 2011年01月29日 10:30
ドラマ好き*ぴこ さん
コメントどうもありがとうございます。

車で20分でしたかぁ。
微妙ですねぇ。
でも、豪雨のときなら、やっぱりね、少しは雨模様かと
思いますけど、20分ならね。

また、是非お立ち寄り下さい。
Posted by at 2011年01月30日 18:05
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