「告発〜国選弁護人」第5話 - ドラマな人々@遊Blog

「告発〜国選弁護人」第5話

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

「告発〜国選弁護人」第5話
 火を見た女!?連続殺人の点と線


を観ました。

な、なんて文学的な裁判なんでしょう!

有罪、無罪を問うことよりも

「火を見た」

という記憶の真偽を明らかにし、被告が消し去った
記憶を回復させることこそが、裁判のテーマになってしまうの
ですから。
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裁判としては、火の記憶の真偽などよりも
わが子を殺したのか、そうでないのか
のみが争点のはず。

でも、被告の清水熱子(若村麻由美)には
殺害の記憶も、事故の記憶もどちらもなく、

その瞬間、火を見たことしかわからない…。

火の記憶の正体を明らかにすれば、熱子がわが子
を殺したのか、否かを思い出すに違いない!

というのが、国選弁護人、佐原(田村正和)の
弁護の方向性であり、真相解明の糸口になると
確信したののでしょう。

で、火の記憶を探っていけば、そこは
セピアカラーの世界…昭和50年代というよりも、
まるで戦後間もない雰囲気…

ああ、松本清張の世界でございます。

炭鉱の町。
蒸発した父。
見知らぬ男の存在。
膨らむ母親への憎悪。
そして、火を見た…。

封印した記憶。
何故、熱子は記憶を封印したのか?

いや、熱子にはわかっていたんです。
自分が記憶を消し去ろうとした理由を。
そして、母を憎悪する理由を。
自分が自分を信じられなくなってしま
った理由を。

誰にも言えなかった母の記憶。

そこには父親を裏切る母親の姿…
見知らぬ男との姦通
という記憶がありました。
★親殺し

売女…
売女の血が自分にも流れている…
私のルーツは売女。

幸福になりたい。
でも、なれない。
不幸を身にまとった女。

そのトラウマに苦しむ熱子を佐原(田村正和)は
真摯な態度で受け止め、彼女の負の記憶の呪縛から
解放させようとします。

真実

それは、熱子の母親は売女などではなかった
ということ。
見知らぬ男は罪を犯した父を追う刑事だった。
そして、母は自らの肉体を汚してまでも、
父を刑事の目から逃れさせようとしたこと。

母は父を心から愛していたという真実。
決して売女などではない。
深い愛情の持ち主だった。
★身内の犯行

だから

熱子さん、あなたの体に流れている血は、決して
わが子を殺すような血ではないはずだ!


というのが佐原の論旨。

強引です。

もう、ここからは、佐原の妄想ではないかと
思うくらいの演説が展開。

熱子にも何がなんだかわからないんじゃないかしら
と思うほどに

あなたは殺していない!

という趣旨で演説しまくる佐原。
まるで、熱子よりも熱子のことを熟知していて
秀子ちゃんが川に落ちた現場ですべてを目撃して
いたかのようにストーリーを展開する佐原の様子
は鬼気迫るもの。
★子どもを愛せなくなる母親の心がわかる本

弁護というよりも、子殺しに関してだけは無実で
あって欲しいという、佐原の願望が生み出した
フィクションなんじゃないかしら?
って思うくらいの展開でした。

無実を証明する
客観的証拠が…ない。


あるのは、
佐原の推論と熱子の記憶だけ。

いっぽうで

たとえ子殺しの罪には問われなくても
他人の子を殺害した事実は歴然とあるわけです。

その子にも両親がいて、子供を殺された
憎しみは消えることなく、熱子を死刑に
してほしいという気持ちは変わりなく、もし
それが果たせぬなら自らが死ぬとまで佐原に
言いに来ているわけです。
★裁判官が見た光市母子殺害事件

自分の畑で採れた桃を持参して。

その桃をおいしそうに食べる佐原の思いを
どう想像したらいいのかしらと、少々戸惑い
ましたね。

むしろ、こちらの両親のほうに同情したく
なったりするわけで…。

私なら
桃は食べられない。

★死刑弁護人
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バランスからすると、もう少し、熱子が実際に
犯した殺人のほうへの反省を促す場面があって
もよかったのではと思いました。

自分の子は殺していなかったにしても、その友達
を逆恨みして実際に殺してしまったわけですから。

その罪は大きく、その子の両親の心の傷は癒え
ないのですから。

ま、たぶん…
好意的に解釈すれば、

佐原の弁護の趣旨は、
逆恨みからわが子の友達を殺害した罪をきちんと
償うためにも、熱子自身に本当の自分を取り戻させる
ことだったのでしょう。

売女の血が流れている無慈悲な女などではない。
わが子に対する深い愛情をもっている母親だった。

だからこそ、
きちんと自分の犯した殺人の罪と向かい合いなさい。

佐原は、そう言いたかったのかもしれません。

熱子が罪をつぐなうための魂の救済。

それが、佐原の弁護の趣旨だったと解釈することに
します。
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★日本史有名事件の女50人

それでは。
最後までお読みいただき
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2011-02-11 06:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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