上川隆也、水野真紀「遺留捜査」第10話 - ドラマな人々@遊Blog

上川隆也、水野真紀「遺留捜査」第10話

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

上川隆也主演「遺留捜査」
第10話 遺留品、紛失!!


を観ました。

なんか、いまいちでしたね。
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「遺留捜査」というドラマは、一言でいうのは
難しいけど

惜しいドラマ

って印象かなぁ…。

あと、各話の脚本家がバラバラなので、一本
筋が通っていないように感じるところもあるし、
登場人物の扱いに関しても視聴者からすると
しっくり来づらく感じたりするとおろもあって
ね。

たとえば、

「3分ください。」

っていう糸村(上川隆也)の台詞もあったり
なかったり…

殺人事件そのものが、被害者の人生に深くかか
わっていたり、いなかったり…

神経集中させて視聴しているわけではないので
あれですけど、糸村自身の事件への関わり方に
しても、事件解決にかなり貢献している場合や
事件とは別に被害者の人間性を掘り下げること
ばかりに終始している回があったようにも
思えるし…

強いて言えば、統一されているのは、
糸村は被害者の人生を遺留品から読み解くことで
被害者の供養をし、遺族の被害者に対する誤解を
解いてあげることで救いを与える…
というパタンでしょうか。



面白いというか、
特徴的なのは

殺される被害者が、何故か皆、生前に遺族から
なんらかの理由で疎まれていた、嫌われていた、
誤解されていた、ということ。

誰からも親しまれ、誰からも憎まれていない、
誤解なき善良な市民は殺されないんですよね。

皆、心のどこかで
殺されて当然…
自業自得…
悲しみよりも憎しみが強い…
私は愛されていなかった…

等々、
遺族たちから疎まれながら、あるいは憎まれながら
彷徨える霊になってしまいそうな被害者ばかりが
殺害されているんです。

だから、糸村が活躍できるわけであって、
もし、表も裏もない清廉潔白な人生を歩んできた人物が
被害者になったのなら

糸村が遺留品から被害者の物語を紡いでいったあげく

「そんなのあなたから教えてもらわなくても
 私たち遺族は十分わかっています。
 あなたより、私たち遺族のほうがよく存じてますから。」

とケンモホロロにあしらわれるに違いありません。

あるいは

「あなた、想像で言わないでください!」

なんてネ。

糸村は遺留品捜査をもとに、被害者の人間性を語るうえで
その多くは創作したお話しと思われてもしかたないくらい
想像力豊かな刑事ですから。



作家の意図としては、

人というのは、普段の生活からだけでは、その人物の
考え方、生き方すべてがわかるものではなく、
人には必ず表と裏があり、その裏にこそその人間が
生きている間に大切にしていた「真実」が隠されている
ものだ…
殺人は理由なく偶発的に起きてしまう。
だけど被害者の人生は決して殺人によって消し去られる
ものではなく、その無念を、遺族に伝えたかった本当の
気持ちを、遺族の胸にしっかりと刻んで欲しい…
遺留品を通して。

みたいな考え方があるのかもしれませんね。
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今回のお話を振り返ると

水野真紀さんが登場してきて、ああ、やっと
水野さん演じる日本音響研究所所長の奈津子
と警察との因縁のようなものが明らかになる
んですねぇ…

と、おそらく大杉漣さんの捜査1課長が大きくかかわる
であろうエピソードの全貌がわかるのかと思って
観ておりましたら、今回は最終話への前振りという
ことで、腰砕けな印象で終わってしまいました。

奈津子と警察の関係は、18年前の弁護士殺人事件に
遡り、殺されたのは奈津子の兄…つまり、奈津子は
遺族にあたるわけで、その際、遺留品としてあった
はずのスプーンが現場から消えていたというのです。

現場から消えたというか、警察の不手際で紛失した
らしく、その担当刑事が今回の被害者の定年を迎えた
警察官だったというわけ…

ちょっと強引な結び付け方だけど…ネ

で、終盤までずーっと殺された警察官の人情物語を
紡ぐことに力を注いでいるので、あら、それじゃあ
奈津子と警察の因縁って、ただの紛失で終わっちゃう
のかい?って心配していたら、最後の最後に最終話の
遺留品がその銀のスプーンであり、その行方の秘密に
こそ因縁が隠されていて、そこに警察組織の内務事情が
大きくかかわっていることが想像される展開となって
きたわけです。

それはそれでいいんですけど

とにかく、水野真紀さんの登場があまりにイレギュラー
なので、なんか親近感がわかないんですよね。

第1話であれだけ印象深い登場のしかたをしたわりに
その後はパタリとほとんど顔を出さす、1回だけちょっと
活躍した回が間にありましたけど、それだけ…。

まあ、毎回、音をめぐる犯罪というわけにはいかない
でしょうけど、もう少し水野さんの出演頻度をあげて
おいたほうが、唐突感を和らげられたのでは?と
思ってしまいます。

これだったら
第1話と最終話だけの2時間スペシャルにまとめてしまった
ほうが、グッと締まって面白いドラマになるような気がします。

あとは

多くの方も指摘していらっしゃいましたが、
今回の人情話で最後に出てきた「ぐい呑み」の扱いがね…
やっぱり惜しいですよね。

息子と二人で杯をかわしたいと、ぐい呑みを購入した
帰りにでも殺害されたんだったら、現場に息子への
思いが込められた遺留品が残るわけだったのに…

現場の遺留品からは、息子に対する情よりも、
昔世話した非行少年の就職を心配していたという方に
重きを置いたために、いくら息子に3分話したところで
視聴者は白けてしまうというのが正直な感想でした。



最後くらいは、スッキリさせて欲しいです。
やっぱり、星野真里さんの回が秀逸だっただけに
ここに来て余計に重い空気が立ち込めます。


記憶から解放されて生きることが出来たら…そう思うこともあるけど
私たちはどうしても記憶から逃れることはできないように思います。


それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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2011-06-18 07:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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