長谷川博己、富田靖子、土屋太鳳、未来穂香「鈴木先生」最終話 - ドラマな人々@遊Blog

長谷川博己、富田靖子、土屋太鳳、未来穂香「鈴木先生」最終話

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

長谷川博己主演「鈴木先生」最終話
光射す未来へ!教師の告白に涙の教室…


を観ました。

私はこの「鈴木先生」最終話となる「鈴木裁判」を
観ながら、とても興奮していました。
どう言ったらいいのか…
どちらにどう転ぶのか、見当もつかない…そう
まるでサッカー日本代表がワールドカップで、
決勝トーナメント進出がかかる大一番を観戦している
ような気持ちとでも言えばいいのかしら…

手に汗握るような
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これまで第1話から第8話に至る生徒たちの体験…
その一つ一つが、見事にこの「鈴木裁判」の行方を
左右するファクターとして機能している

その実に気持ちのいい構成…

痛快だっ!

河辺の自らの経験に基づく「女子も生がいい」発言
が繰り出されるまでは、どちらに弾かれるのかわからない
ピンボールの行方をただただ見つめるような気分のまま
繰り出される意見の行方を、まとまろうはずもない
議論の結末を漠然と想像しながら、まるで荒れ狂う
嵐の猛威に晒されながら、一瞬垣間見た台風の目に
入り込むことに鈴木先生が成功することによって、
事態は急速に収束方向に向かっていく…。

その計算された構成力。
原作も、シナリオも、演出も、演技者も
全てが「鈴木裁判」というダイナミズムを、
ありきたりのテレビドラマとして完成させるのでは
なく、今までにない、特別なテレビドラマに昇華させ
ていく強い意志が感じられるものでした。
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こう書いてくると、
まるで私は真剣な表情のまま画面にくぎ付けに
なっていたかのように思われるかもしれませんが、
実は、ほぼ笑いっぱなしだったのです。

繰り出される意見一つひとつに、手を叩いたり、
声を出して笑ったり、感心しきりに唸ってみたり。

痛快!

この痛快さは、何処から来るのでしょう?
私が思うに、この「鈴木裁判」が実は最初から
裁判として位置づけられているものではなく、
「鈴木式教育メソッド」…その実験の一つの集大成
を被告人であるはずの鈴木先生自身が目論んでいる
という前提があるからこその面白さだと思うのです。

つまり

ズルいのです。
鈴木先生は。


それまで被告人として座っていた鈴木先生が立ち上がる
シーン。

それは、避妊したかどうかを問われた後、あたかも
ピンチが訪れたかのように、

やはり避けて通れないかっ!

と狼狽えるそぶりをみせるにもかかわらず、
待ってましたとばかりに立ち上がり、自らの
「生派」哲学をぶつわけです。

それまでは、生徒たちが考えるデキ婚の一般論にはじまり、
その延長にある個人個人の家庭の事情という具体的で
繊細な問題に立ち入り、事態が複雑化してしまうことで、
再び、その個人的事情を普遍化してとらえ直そうと一般論化
しようと試みるも、それが難しいことに気づき立ち往生
してしまう…

だから、竹地たちは一般論より鈴木先生の事情。
デキちゃった経緯を告白してもらおうとしたわけですが、
そこで避妊の有無を問う、というまさに鈴木先生にとっては
千載一遇のチャンスが訪れるわけです。

鈴木先生は、この瞬間を待っていたはずなんです。
なにせ、生派という哲学がデキ婚の最大の事情なの
ですから。

でも、鈴木先生は「やはり、避けられないか…」と
言ってのける…このあたりが鈴木先生のズルいところ
であり、また、オモシロさであるわけです、私には。

そのズルさの真骨頂が、竹地の発言をきっかけに、
いっきに収束に向けて加速させた鈴木先生の言動なんです
よネ。

どっちが正しい、間違ってるじゃない。
両方が並立する考え方もあるんじゃないでしょうか?
たとえば、僕たちには…

付けてするという選択が許されている
付けてしなさい、でも
付けてするべきでもない
それが許されているという考え方…

それならかち合うことなく
分かり合えます。

議論を収束に向かわせる術が見つからずに
八方ふさがりの状況に陥りかけた鈴木先生に
完全復活のチャンスを与えたのは、自らの生派哲学を
語りつくした竹地だったのです。

その竹地の発言をゴーサインに、
被告人ではない、全身教師となって完全復活した
鈴木先生がこう言ってのけるのです。

「俺の言いたいことをほとんどみんな代弁してくれた。」

いやぁ〜、ズルい。
だから、思わず拍手してしまう。
思わず唸ってしまう。

容貌は草食系なのに、生派という肉食系の側面を
あわせもつ鈴木先生。
ヤワな印象でタフ。
純にして濁。


それに対する足子先生の
なんと純粋なことよ!
悲しいほどに潔癖なことよ!
潔癖故に自らの価値観しか認めることができない。
他者を認めれば自らの存在価値が失せてしまう。

足子先生が、このドラマにとってこれほど大きな
存在になろうとは初回のころには思ってもみなかった
わけですが、まさに、長谷川博己さん演じる鈴木先生
を際立たせていたのは、富田靖子さん演じる足子先生。

つくづく
キャストの大切さを感じます。
富田靖子さん…素晴らしかったです。

鈴木のバッキャロー!!

あの顔が、
あの声が、

忘れられません。
涙が出そうです。

一つの考え方が絶対的正義と考えてはいけない…

竹地の発言をきっかけに
多様な価値観を認め合うことの大切さへと議論は
収束していきます。

これで、裁判としては鈴木先生の完全勝利。
裁きを受けると言いながら、結局最後は生徒たちが
鈴木先生に

時間をください。お願いします。

と頭を下げる。

見事に、キレイにまとまった瞬間でしたネ。

面白かった。
それだけです。
心からそう思えるドラマがほとんど見当たらなく
なってしまった昨今、
「鈴木先生」は全てが新鮮で、斬新で、面白かった。

音楽も、照明も。
全てが刺激的だった。

サックス一つでこれほど興奮させられる音効になる
のかと、感心したり…。

鈴木先生の背景にレフでカラーライティングして、
さらにレフを揺らすことで、それはまるで、
鈴木先生のオーラでもあるかのような演出を生み、
最後に生徒たちが頭を下げるシーンでは、鈴木先生の
背景と同じカラーライティングを施すことで、
両者の気持ちが共鳴しあったかのような演出を形に
してくれている…

この手作り感がたまらなくいい。
誰になんと言われようと、「鈴木先生」が好きです。

続編や映画版の話もあるようです。
今回が面白ろすぎたので、ちょっと観るのがコワイ
気もしますが、期待して待ちましょう。

それにつけても

脱原発を争点に解散総選挙をチラつかせる
日本の総理大臣には、多様な価値観など到底
想像すらできないでしょうね。
彼らには、多様はあいまいとしか映らないので
しょう。
国会に鈴木先生を送り込みたい気持ちです。


※特典映像には、放送されなかった
 未公開の妄想シーンがあるそうですよ。


それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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2011-06-30 21:39 | Comment(0) | TrackBack(1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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