満島ひかり、瑛太「それでも、生きてゆく」第1話 - ドラマな人々@遊Blog

満島ひかり、瑛太「それでも、生きてゆく」第1話

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

満島ひかり、瑛太「それでも、生きてゆく」
第1話 禁断の出逢い…


を観ました。

私は勘違いをしていました。
てっきり、被害者遺族の男性と加害者家族の女性が
運命的に、偶然出会ってしまうところから始まる
物語なのだと思って視聴しはじめたのですが、
そうではありませんでした。
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eita1.jpg満島ひかり1.jpg


その時点で、すでにちょっと戸惑ってしまったんです。

満島ひかり演じる加害者の妹、双葉は、殺人者の家族
であるとを密告されることにより、人生を左右され
続けることに耐え兼ねていたのでしょう。

自身の婚約は破棄され、父親も解雇され、同居の
老婆はもはや引っ越しに耐えられる体力もない…。

だから

双葉は祖母のためにも、密告者であるはずの
被害者遺族に直接会い、直談判かなにかをする目的で
瑛太演じる洋貴のもとに出向いたわけです。

もう、密告はしないでくれ!

と言うために。

あるいは

密告しているのはあなたですか?

と、問うために…。

そうしたことを踏まえて視聴していると、何故か、
私には違和感を感じる場面がありまして…。
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洋貴と双葉の出会いのシーン。
互いの距離感を計るようなとまどいの間合いの会話には、
どこか違和感を感じずにはいられませんでした。

いや、瑛太さんが見せる戸惑いはわかります。
でも、満島ひかりさんの、あの探りを入れるというか
あのぎこちない反応の理由がよくわからないのです。

偶然ではなく、意志をもってあの場所に行き、
洋貴に会った双葉。彼が、被害者遺族の深見洋貴である
ことは想像に難くないわけで…。

なのに、何故か
洋貴の様子を窺うばかりで、もともとの目的からは最初
から逃げているような態度で自らの素性を伏せたまま
長時間にわたり行動を伴にするんですよね。

何故?
目的をもって会いに来たはずなのに、会ったとたんに
あそこまで戸惑うのって、何故?

加害者家族であることを打ち明ける勇気が、洋貴に
会ったとたんに失せてしまったから?
コワくなったの?

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それとも、ただただ被害者遺族の様子を確認しに
行ったとでもいうの?

満島ひかりさんと瑛太さんの芝居を観ていて、なんか
そのあたりの展開に納得できるリアリティが感じられ
なかったんですよね…。

舞台劇の脚本の匂いがする対話。

ぎこちない、戸惑いの間合いなのに、何故か
整然とととのいすぎている、あらかじめ予定されて
いたかのような噛み合わなさ…。

このドラマ自体の撮影も始まったばかりで、
特に満島ひかりさんの演技は、探っているような
印象を受けてしまいました。

満島さん自身、洋貴との出会いから自身が加害者の
妹であることを告白するまでの間の演技は、双葉の
人物像を模索していたのでは…
なんて、演劇評論家でもないのに、そんな偉そうな
感想を言ったりしてネ。

だけど

脚本が難しいですよ、あの出会いの場面からしばらくの
双葉と洋貴の関係性は。
普通、密告をやめて欲しいと訴えるために会いに行った
のなら、戸惑いながらも、もっと違うアプローチに
なるんじゃないかしら。

自ら加害者の家族であることを告げる勇気がないの
なら、密告者かどうかを探りに行っただけのこと。
その探りぐあいが、あの対話になったということ
なんでしょうか。

◆DISTANCE

満島ひかりさんについて言えば、二人でファミレスで
食事をする際に洋貴が妹の話をした直後に出された
ハンバーグを食べようとすると堪らず店を飛び出す
シーンがあったでしょ。

あの場面だけ、満島ひかりさんの言葉づかいが

「…じゃないっすか?」

というように変化するんですよね。

他の場面は「です」「ます」調なのに。
逆に、瑛太さんは当初から「そうっすか?」のような
口調が頻繁に出てきていましたけど。

あの場面も違和感があったんですよね。
何故かあの場面だけ満島ひかりさんの中にある
川の底からこんにちは。」で見せた強いキャラが
突発的に出現してしまったのではないかしら?
と穿った観方をしたくなるほどでした。



きっとあれは、満島ひかりさんのアドリブ。
それを演出側が採用というか、是認?容認?したので
しょう。勢いを買って。

だけど

私にはなんか違和感ある。
双葉という女性がどういう女性なのか、わからなく
なってしまいました。

この双葉という女性は、「愛のむきだし」以降、
満島ひかりさんが演じてきたキャラの立った人物
とは全く違うタイプの女性なのではないかしら…
そんなふうに思うのです。

満島ひかり2.jpg

いえ、ミスキャストだと言っているのではありません。
ただ、いつもの満島ひかりさんよりも、かなり抑制された
人物のはずで、どこまで満島ひかりさんが抑えのきいた
演技を魅せてくれるのか、というのも楽しみの一つでは
あるわけで。

ただ、今は、まだ探っている状態なのかなぁ…と。

正直、洋貴が殺された妹の記憶を追い、
妹が池に浮かぶ姿と重ねるように、自分も池に浮かぶシーンは、
そのドラマチックな演出の意図は理解するものの、あまりに
ドラマチックで映像として美しすぎるためか、洋貴の
揺れる感情に生々しさというか、リアルなものを
感じづらい印象でした。

これは脚本と演出の問題だと思いますが、
第一話に限って言えば、満島ひかりさんも、瑛太さんも
きれいに描かれ過ぎているように思えてなりませんでした。


そういう意味で、役柄の人物をド直球でぶち抜いて
くれたのが柄本明さんでした。

emotoakira.jpg

すごい。
さすが。

被害者の父親の全ての気持ちが伝わってきました。
殺された娘のことを忘れようとし、妻にもそれを
強要したにもかかわらず、自分自身が一番、忘れられず
にいる矛盾をはらんでいることを含めて、父親の悲しみの
全体像がドーンッとこちらの胸に飛び込んできました。

あと、大竹しのぶさんの悲しみに疲弊しつくした
母親の姿もすごく説得力ありましたねぇ。

ootakeshinobu.jpg

柄本明さん、大竹しのぶさん…
この二人は流石だと改めて思いましたわ。

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このドラマ…
双葉と洋貴の出会いは偶然ではないし、そもそも
妹を殺された洋貴と殺した双葉の兄は中学の同級生
という設定も特殊なんですよね。

そういう特殊な関係性で加害者側と被害者側を描こうと
している坂元裕二氏の狙いはどこにあるのかしら?

友人が自分の妹を殺してしまった。
だけど、洋貴は自分が殺したも同然と思っている
自戒の気持ちをもっています。

それが

父親の無念の思いを知ってから、突然変わります。
忘れていたはずの妹と過ごした時がよみがえります。
妹に辛くしてばかりだったと思っていたのに
妹と仲良く凧揚げしていた記憶がよみがえります。

そうだ。
自分は妹が好きだったし、妹も自分を慕ってくれていた。

その記憶が、洋貴にナイフを持たせるんですね。
病死した父の遺志を継ぐ決心をしたわけです。

でも、何故、髪を切る必要があったのか…
まあ、決意表明みたいな演出なんでしょうけど、
もっと淡々とナイフを握らせてもいいのでは…
とも思ったりして…

劇的だけど、必然性は感じられない。

それと

洋貴が母親に父の死を知らせに行ったときに

「それでも生きていくから」

と、タイトルにもなっている台詞を母親に言うん
ですが、このシーンも違和感あったんですよねぇ…。

その台詞、この場面で言っちゃうの?
って思ってしまったんです。
なんか、軽すぎないですか?
なんか、説明的すぎやしませんか?

ああ、そうそう。
柄本明さん演じる父親が、妹を殺した犯人のことを
「少年A」と言ったり、「あの子」と言ったり、「彼」と
言ったり…「あいつ」と呼んだり…。

その使い分けの狙いが、今ひとつわからないかな…。
でも、柄本さんの演技がそんな疑問を吹き飛ばすんです
けどネ。

あと

わからないのは「フランダースの犬」。

生きててもいいことのないネロの人生に否定的な
感想をもっていた洋貴の妹。

生まれてこなければよかったんじゃないの?と。

それに対する答えのように、殺されてしまった
妹の人生に、短くても生まれてきて良かった
と思えるようにしようというのが洋貴の願いなのは
わかりますけど、よりによって、殺害した少年A(風間俊介)
が暮らす農園の女性(佐藤江梨子)の口からまでも
フランダースの犬の話をさせるなんて…

どうして「フランダースの犬」のネロの人生に
それほどスポットを当てたうえでこのドラマを
展開させる必要があるのか…よくわからないんです。

なんか、辻井伸行さんのピアノとあいまって、
生きていくことが変に抒情的に描かれるのでは、と
ちょっと心配になりました。

美しい調べが、テレビ的な解毒剤にならないことを
祈ります。

う〜ん。
なんだか、初回は戸惑いばかりで、考えがまとまり
ませんわ。

本来なら、もっと初回から引き込まれていっても
いいように思うのですが、ドラマの世界に飛び込んで
いけない…それを思いとどまらせるドラマチックな
演出が多いのですよね。

このドラマ、ある程度の事前情報を得ていたから
それなりに理解を進めることが出来ましたけど、
もし、全くの予備知識なく観始めたとしたら、
冒頭の婚約破棄や父の解雇など双葉の家族の背負った
十字架、家族の犯罪という足枷につながれた人生を
送るキツサについて、ほとんどわからないまま
スルーしてしまったんじゃないかしら?

双葉と洋貴の出会いのほうに演出が偏ってしまっていて
二人のそれまでの人生の重さが伝わりづらい初回
だったように思います。

きっと、大多数の人は私とは違う感想をお持ちだと
思いますけど。

あ、それと
やたらに暗いドラマ、重いテーマというのが話題に
のぼりますが、ドラマや映画は暗いか明るいかなど
どうでも良い話であって、要は、面白いか、つまらないか
しかないと思います。

当然、2話以降も視聴します。
今後に期待します。

満島ひかり4.jpg

★★⇒⇒満島ひかり「女優のむきだし!」⇒⇒



それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうござじました。

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2011-07-09 22:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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