満島ひかり、瑛太、大竹しのぶ「それでも、生きてゆく」第5話 - ドラマな人々@遊Blog

満島ひかり、瑛太、大竹しのぶ「それでも、生きてゆく」第5話

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

満島ひかり、瑛太、大竹しのぶ 出演
「それでも、生きてゆく」第5話
居場所を求めて…


を観ました。
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満島ひかり4.jpgootakeshinobu1.jpgeita1.jpg


的なずれな感想から…

というか、観ていて気になったこと…。

満島ひかりさん!
早く、ラーメンすすりなさいよ。
食べそうで、口元で箸を上下に揺らして、
食べかけたところで台詞を言ったり、
麺をつまんだと思ったら、また、スープの中に
戻したり…

洋貴じゃないけど
麺が伸びてしまうから〜!
早く、ラーメンすすって頂戴っ!

って思っていたら、
あのシーンでは結局、ラーメンを口にすることなく
次の場面に変わってしまいましたね…。



思うに

洋貴は毎日、毎晩、麺類ばかり。
そうめん食べたり、ラーメン食べたり。
朝食はパン。
大きな厨房でインスタントラーメンやそうめんくらいしか
作れない…

それが、洋貴の不器用な生き方にマッチしていて
ああ、なるほどなぁ…という演出の狙いを感じたり。



そんなラーメンのシーンが心に残ったのは、
やはり、好きなシーンだから。

気になる第三者の女性…
倉科カナさん演じる藤村五月。

倉科カ~1.JPG

「私の気持ち、気付いてますよね。
 双葉さんも同じ気持ちですよね。」

と双葉に語るその意味は、自ずと知れた恋心。
それを聞きつつ、無視するように電気を消した双葉。

そして、
後日、夜10時すぎの双葉の訪問。
テーブルで寝入る洋貴の指にそっと触れようとする
双葉…

母と信じていた女性(ひと)が、実母ではなく、
しかも殺人を犯した兄と自分は同じ境遇で妹だけが
母が産んだ子というショッキングな事実を突きつけられて、
たまらず、心のよりどころを洋貴に求めてしまうのでしょう。

兄と同じ年というのも双葉が洋貴に安らぎを感じる
一つの理由かもしれません。

洋貴を兄のように感じる。
ホッとする。
兄をめぐり、真っ向から対立するはずの立場なのに
一番兄について気持ちを共有しあえる…

そんな不思議な関係。

10時すぎだと藤村五月が風呂に入っているかもしれない
から電話を控えると言うと、今、お風呂に入るところ想像
しましたね、厭らしい…
とからかうような表情をみせる双葉。

「じゃあ、お風呂に入らないんですか?」

と言い返すと、今、私がお風呂に入るところ想像しましたね、
といたずらっぽく笑う…

まったくイジワルな女性で、
何故か満島ひかりさんのキャラにあっていて、この台詞、
本当に坂元裕二が書いたのかしら?
って思ってしまいます。

mitsushimahikari3.jpg
満島ひかり5.jpg

そして

そのあまりに他愛無い会話の内容と双葉がかかえる
重たい問題がとても乖離していて、だからこそなのか、
すごくリアルな空気感が漂うんです。

双葉と洋貴の間には。

人は悲劇に直面すると
悲しい表情ばかりするのでなく
逆に笑いながら話してしまう…

報道番組などで
ときどき目にしますよね…。

悲しいことを話しているのに
笑顔で話している人…
でも、話しながら堪らず涙を流してしまう人。
涙を流しながら、笑ってしゃべっている…



人って
人のリアルって
そういう矛盾したリアクションの中で生まれていく
ように思いますし、このドラマを観ていると
そういう日常のリアルをとてもよく活かした脚本に
なっていて、テーマ云々の前に、絵画でいうなら
筆さばきのような部分に感心させられます。

だから

ラーメン食べながら
自分変えられるとしたら…

なんていう話題の中で
カラオケに女性をさりげなく誘うこと…とか
スプーン曲げができるようになる…とか

他愛もない
小さな冗談のような夢を言いながら
優しさを求め
拠り所を求め
救済をもとめていくという双葉の気持ちに
共感することができるのです。


「そのうち、うまくいきますよ。
 辛いこと、いろいろあると思うけど…。
 そのうち。うまくいきますよ。」

       …

「あの、今のもう一回いいですか…
 ラーメン食べながらでいいんで。」

双葉の手を握ろうとする洋貴の手が寸でで止まり

「うまくいきますよ。遠山さん。
 頑張ってるから。」

殺人の被害者遺族が加害者家族に対して
頑張っているからうまくいく、と励ますという
この構図は、その事実だけをとりあげれば全く非現実的
なのに、何故、感情移入できるかというと、やはり
二人の間に日常のリアルを多分に散りばめた他愛もない
会話のやりとりの蓄積にあるのだと思うのですね。

このラーメンのシーンは好きです。
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そして

大竹しのぶさんです。

ootakeshinobu.jpg

今回の第5話を語る場合、
大竹しのぶさんの告白は避けて通れないシーンですよね。

自らの強い意志で
生きるという時計の針を進めるのを止めた母。
その気持ちを変え、時計の針を動かそうと働きかける
洋貴。

その説得に
少しずつ心を開き、過去の惨劇と向き合おうとし始める
母。

そういう母の変化に苛立つ洋貴の弟、耕平(田中圭)。

私はね
大竹しのぶさん演じる響子の告白については
女優としての評価はそれは言うまでもなく、
これまでどおりに素晴らしいとしか言いようがないのです
けどね、

あの告白のシーンで私が感情移入してしまったのは、
洋貴の弟、耕平やその家族たちの気持ちなんですよね。

なんというか
母が時計の針を動かし始めるためにね
その自分の非人道的な感情を吐露する場面でね、

励まされれば、オマエに何がわかる?
子持ちの母を前にすれば、同じ目に遭え!
前向きに生きようと言われれば、余計に辛くなる…

と、今まで自分を支えようとしてくれた家族に向けて
発せられる言葉、一言一言が、あまりに残酷で…。

まるで
母を思う弟の努力が母の心の傷口を癒すどころか
傷口をふさいだ絆創膏の下で化膿させてしまった
元凶のようにも聞こえてきそうなほどに暴力的な
告白でした。

あそこまで
母自身の口から母の本音が告げられた弟の気持ちを
思うと…

tanakakei2.jpg

15年という月日が…
母の幸せだけを願った15年が…
可愛い孫のいる幸せな家庭をプレゼントしたはずなのに
それら全てが母の傷口を化膿させてしまっていたなんて…

そして

離れていた兄の元で一緒に暮らすなんて…。

弟の時が止まってしまいますよね。
いや、針が巻き戻ってしまいそうです。

もし、母の言うことが本当なら
自分が築いた幸せって何?

そう思いますよね。

耕平の心が空洞になるのがわかりましたよ。

なんら
一切のBGMも流さなかった大竹しのぶさんの告白の場面。
その感情を抑制した、決して声を荒げることなく、
押し殺したようにつぶやく台詞の一つひとつには
恐怖にも似た感情を覚えました。

感情に流されない演技。
凄かったです。

だけど、そのぶん

弟の悲しみが
私の心に怒涛のごとく押し寄せてきて…

なんだか、私まで打ちのめされてしまいました。

さて

双葉の前に兄が現れました。
ちょっと突然すぎて、驚きましたが、
唐突さ以上に次なる物語の展開への期待のほうが
大きいのが事実です。

きっとこれから

倉科カナさん演じる藤村五月の役割が大きくなって
いくような気がします。
また、そういう期待をさせる女優です、倉科カナさんは。

mao.jpg

それと

安藤サクラさんね。

安藤サクラ.jpg

一度はおとなしく引き下がったけど
きっと何かしら逆襲に転じるのではないかしら?

密かに期待しております。


それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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2011-08-07 13:36 | Comment(1) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
遊さんはじめまして
僕もラーメンのシーン大好きです!
双葉には幸せになって欲しい!と
いつも感情移入して見てしまいます。
満島さんの演技力すごいですよね!
「モテキ」の時もうまいな〜と思ってましたが、
このドラマがハマってる感じがします。

しかしすごい分析力ですね。。
Posted by グッチー at 2011年08月10日 22:21
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