伊藤英明、中丸雄一、田中哲司、高島礼子 「ラストマネー〜愛の値段〜」第1話 - ドラマな人々@遊Blog

伊藤英明、中丸雄一、田中哲司、高島礼子 「ラストマネー〜愛の値段〜」第1話

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

伊藤英明、中丸雄一、田中哲司、高島礼子
ラストマネー〜愛の値段〜 第1話


を観ました。
⇒⇒ブログ村入口⇒



火曜日のオンエアということもあってか
「絶対零度」「アリアドネの弾丸」の視聴とレビュー
にかこつけて、NHKのほうまで手が回らず、と申しま
しょうか、気持ちが行かずに、その内容すらも
全く周知しないまま、伊藤英明さんの主演作という
ことで、社会派ドラマとは違う軟派なドラマと思い込み、
また土曜ドラマならばいざ知らず、火曜ドラマ枠という
ことで、少々ネガティブな気持ちで距離を置いておりました。

itouhideaki1.jpg

土曜ドラマに比べて、火曜ドラマは正直、当たり外れ
が大きいように思うからです。

とはいうものの、そこはNHKのドラマ。
民放が一休みとなり、こちらも多少の手すきとなった
ので、さて、NHKのドラマでも久しぶりに観ようかと
思ったのですが、すでに2話も進み、どうしたものかと
思案した結果、オンデマンドの見逃し配信で視聴する
ことに…。

で、いきなり田中哲司さんの葬儀シーンから始まり…

tanakatetsushi1.jpg

私なぞ、「華和家の四姉妹」の印象が…残像が脳裏を
よぎる始末で、あら、多方面にてご活躍ね、とドラマの
内容よりも田中さんの活躍を期待するも、すでに死亡して
いらっしゃるようなので、いったいこれはどんなドラマ
なのかしら?と気になりだした次第。

主役の伊藤英明さんの沈鬱な表情…
そして、ロングショットでとらえた女性と子供の姿に、
あれは誰かしら?と出演者をチェックしつつ、ああ、
高島礼子さんにちがいない、と推測。

沈鬱で、憂鬱な始まり。
おおよそ、葬儀ではじまるドラマというのは、
サスペンスが定番。

ならば、どんな事件なのかしら?と、これまで見逃してきた
焦りからか、つい、先走った想像ばかりが脳裏をよぎります。

そこに「一か月前」という字幕が…。

なるほど。
これで、田中哲司さんの死の真相をめぐる物語なのだと
合点がゆき、少し気持ちに余裕が…。

そして、このドラマが生命保険会社を舞台にしたドラマだと
いうこと、そして、伊藤英明さんの役柄が、保険会社の査定部
の異端児であることをドラマを視聴して初めて知るに至った
わけです。
⇒⇒本日の順位発表⇒

その相棒…ではなく、部下なのか、単なる後輩なのか、
とにかく子供っぽいスーツ姿の青年が、らしい演技で
学生気分の抜けぬ若者特有の正義漢ぶりで、先輩の
伊藤英明さんに不貞腐りながら口ごたえしており、はて、
彼は誰かしら?どこかで見た記憶が…と、これまた
出演者をチェックすると中丸雄一くんといって、
KAT-TUNのメンバーであることを確認。

nakamaruyuuichi1.jpg

亀梨くんは知ってても、中丸雄一くんというのは
見覚えがある程度で、ドラマで拝見するのは初めて
なのでは、とその演技に注目。

これが、なかなかいい。
こういう若者、春から夏にかけて、必ずどこの会社
にもいる、ってタイプ。
学生時代の乏しい知識と経験で完全武装でもしたか
のような頭デッカチな減らず口の青年。

海千山千の心に傷でも負っているのか、暗く重い
雰囲気の伊藤英明さんとの対比がとても効果的で、
より中丸雄一くんの存在と演技がいいアクセント
となっていて、好感触。

さらに、この二人に加えて悪党顔では遠藤憲一さん
と並ぶ松重豊さんがご登場。
これがまた、悪徳といいましょうか、心身ともに
社会の汚濁にまみれながら生き残ってきたかの
ような調査員役。

その風貌に似つかわしく、いかがわしい役柄を
演じる松重さんの姿にこちらの気持ちも喜びを
禁じ得ず。

これは、ひょっとして当たりのドラマでは!?
と、今まで素通りしてきたことを少々後悔するも
オンデマンドで視聴できるご時世に多少の出費も
寛容な態度でいられるというものです。

さて

俳優たちの演技を拝見しながら、ふと、タイトルの
「ラストマネー」という言葉の意味やら、「愛の値段」
という言葉の意味などをツラツラと考えてみると
何やら「意味深」に思えてくると同時に、ああ、
また「命」がテーマになるのだな、と、ここに来て
徐々にではあるもののドラマ全体の大きな枠組みが
見えてきたように思えるように…。

「それでも、生きてゆく」は犯罪によって生まれる
被害者遺族と加害者家族という相対する立場の人間関係を
描きつつ、「生きつづける」ことに重きを置いたドラマ
であり、生きることこそ「是」と謳ったドラマであったの
に対し、このNHKドラマは人の「死」によって「命」の
値段を計るという、ある意味、民放ドラマよりもより
現実的でシビアな死生観といいましょうか、
人の業の部分を炙り出すようなドラマになるのだろうと…

しかも、「命の値段」と言わずに「愛の値段」と
タイトルをつけるところに、エンターテイメント性を
感じ、高島礼子さんの出演意図がうっすらと見えて
くるように感じるわけです。

これはやはり、NHKならではの切り口だと期待感も
高まりながらの視聴となりました。

全7話。

全体を通して究明していくのは、田中哲司さんの死に
対する保険金の支払いの是非をめぐるサスペンスなの
だろうと推測するのですが、その受取人が高島礼子
さんであろうことも容易に想像がつくわけです。

takashimareio2.jpg

第1話を観ての全体の印象としては…

物語の大幹を担う高島礼子さんと田中哲司さんの
愛と金が絡み合うかのような不倫関係に好奇の視線を
注ぎつつ、そのいっぽうで、各話ごとに取り上げられる
保険金の支払をめぐる査定案件をとおして、人の「死」と
「金」という相容れずとも切り離すことのできない関係を
調査という形で、センチメンタリズムに偏らず、ドライな
感覚を大切にしながら、伊藤英明さんと松重豊さんの
どこか温もりを感じさせる演技とストーリー展開に、こちら
のハートが鷲掴みされたわけでして。

見応えのあるサスペンス作品に仕上がっているなぁ、という
のが素直な感想です。

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第1話はドライブ中の家族の転落死をめぐるドライで冷静で、
かつ、しつこいほどの調査を通して見えてくる死の真相に
よって、保険金の支払い対象や支払金額が異なってくるという
保険システムそのものへの興味からくる興奮とやはり遺族それ
ぞれの経済的状況やら、死んだ人間に対する愛情やら、様々な
理由、死生観が炙り出されるその様子に筋立ての面白さに感心し
つつ、はて、自分に照らしてみると近親者の死をどう考え、
どう行動するだろうと、急に心に靄がかかってくる始末。

死んだ順番によって「死」の代償として支払われる
保険金の受取人も、受け取れる金額も変わってくる…

保険金を受け取れるか、受け取れないか…

それにより、人生を左右される遺族たちの思い。
感傷を排した査定をする保険会社。
その判断の根拠につなげるための調査。

この三つ巴が面白い。

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スペシャル・エディション


人命を金に換算するなぞもってのほか!と世の道徳家諸氏
が顔をそむけるような世界でありながら、人災、天災、事故、
天命にかかわらず、多くの場合、人の死後には金銭問題が
ついてまわるのは、保険金殺人の例をみるまでもなく、
もはや常識。

ドラマ終盤にみせた高島礼子さんの戦慄の微笑の
クローズアップ。
田中哲司さんの自分への不変の愛を生命保険への加入
という形で証明させようと迫る高島礼子さんの表情に
そら恐ろしい恐怖を感じずにはいられませんでした。

takashimareiko1.jpg

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つまり…

面白いのです、このドラマ。
巧いのです、見せかたが。

第2話もオンデマンドで観ることに決定です。


それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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2011-09-24 09:47 | Comment(1) | TrackBack(1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
田中さんはクールで冷たい役も似合いますよひらめき

でんでんさん等一話ごとのゲスト脇役が豪華で見ていて重みがあります。今後が楽しみですぴかぴか(新しい)
Posted by タッシー at 2011年09月25日 16:56
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