伊藤英明、中丸雄一、田中哲司、高島礼子「ラストマネー〜愛の値段〜」最終話 - ドラマな人々@遊Blog

伊藤英明、中丸雄一、田中哲司、高島礼子「ラストマネー〜愛の値段〜」最終話

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

伊藤英明、中丸雄一、田中哲司、高島礼子
「ラストマネー〜愛の値段〜」最終話
命の金


を観ました。
⇒ブログ村を見る⇒


尻すぼみですよね。

なんだろ…

最終的に佐々倉 亜希子の「女」の弱さに収斂して
しまったように感じて、もったいないなぁと…。

一人息子と借金をかかえた女性が生きていくことの
辛さ、大変さが犯罪の裏にはあり、その根底には
佐々倉亜希子の隠された生い立ちと苦労があり…

日本のサスペンスらしい犯人像のこしらえかたですよね、
これって。
ちょっと陳腐に感じてしまいます。

私はこれほど佐々倉亜希子の生い立ちやら過去に
犯罪のルーツを求める必要はなかったのではないかしら、
と思ってしまうんですよね。

徹底した魔性の「女」であったり、
徹底した「悪女」であったり…

そこには同情すべき生い立ちも過去もない。
佐々倉亜希子の人格形成にいちいち理由を求めない。

強い犯罪者、あるいは罪の意識のない魔性の女でもいい。
とにかく、女性が経済的に弱者であることを前提にして
保険金に頼るという時点で、かなりドラマのスケールは小さく
なってしまったと感じずにはいられません。

過去にこだわるという意味では、向島も同じです。

向島が何故、これほどまで厳しい査定をするように
なったのか…

その理由は
査定を誤ったことで、母親が息子を植物状態に陥らせる
ことになってしまい、それがトラウマとなって
査定を厳しくするようになった…ということらしい。

でも

そんなエピソードははっきり言って不要だったのでは
ないかしら?

佐々倉亜希子と向島の過去を描き、説明してしまうことで
物語がすごく小さくまとまってしまったように思います。

ただただ、湿っぽくなるいっぽうで…。

むしろ

向島を後悔させた水谷香里(木内晶子)のように
ただただ男に貢ぐ金欲しさから息子の命をも奪うこと
にも抵抗を示さない「狂女」でも良かったのでは
ないかしら、と思うくらいです。

愛する人のために加入した保険だから
たとえ罪があるといえども人道的に保険金を支払う
という、なんとも心優しきヒューマニズムな結末だこと。

一ノ瀬 由佳理(田畑智子)が佐々倉亜希子の犯罪を
「保険制度への挑戦」と意気込んでいましたけど
それほどの強さが果たして佐々倉亜希子にあったでしょうか…

最期は自らの命で保険金を息子に残そうとした…
ただ、心優しき弱気母の姿がそこには残るのみ。

出来れば、もっと保険制度のシステムそのものを
見事に操る大犯罪者であって欲しかったですね。
そして、強く生き続けていて欲しかったです。

なんだか、愛する息子のために保険金を残した
佐々倉亜希子を観て、私の脳裏には明治安田生命の
コマーシャルが流れてきてしまいました。
⇒人気ランキング⇒

  時を越えて 君を愛せるか
  本当に君を 守れるか
  空を見て 考えてた
  君のために 今 何が できるか

小田和正さんの歌でおなじみのCM。
なんか、佐々倉亜希子の生命保険金を息子に
支払うために向島が演説してましたけど
結局、保険制度の「是」を謳っているわけで…

言っていることが、明治安田生命のCMと
とどのつまりはさしたる違いがないような
気がしてきてしまいました。

それが残念ですね。

愛する息子のために最期にしてあげられること…

それを探したら、保険に入って自らの命の代償に
保険金を残してあげることしか思い浮かばなかった。

亭主に浮気され、亭主に自殺され、あげく、保険金の
受取人が愛人に書き換えられ、残された息子と路頭に
迷うことに…

だから

保険を恨んだ。

だから

保険に復讐をした。

そのために

幾人かの男性の命が失われていった。

しかし

彼らは佐々倉亜希子と過ごすことで
愛を感じ、それまでにない幸せを味わうことができた。

男性たちは
佐々倉亜希子との「生」を堪能することで
佐々倉亜希子に命を捧げることを苦にすることなく
たとえ騙されていたと知ってても、それをおクビにも
出さず、命を落とし、保険金という愛を佐々倉亜希子に
残していった。

でも

佐々倉亜希子自身、
そのことを是としながらも、いつかは自らの愛を
息子の将来のために換金しなければと考えていた…

全ては愛する息子のために…
息子に残せる愛を形あるもので…

そんなところでしょうか。
残念です。



こちらは、生命保険とは関係なく
ただ、ひたすらに心ゆさぶられる映像です。
特に、お父さんの愛情表現に心うたれます。



でも
私たちは、日頃、このCMようなダウン症の親子を
よく目にしているんですよね。
そこには感動がありますか?
その親子を見て泣けてきますか?

あるのは現実の厳しさ。
きっとこの写真も厳しさの合間のほんのひとときの
安らぎの瞬間をとらえたものなのでしょうね。
映像と音楽の力はある意味、コワイです。


それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

人気ブログランキングへ にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ dramaq1.jpg


ブログのランキングに参加しています。
このブログを支持、応援していただける方にコチラをクリックして
いただけるとランキングに反映され、ブログ更新の励みになります。
是非、よろしくお願いいたします。

               
このブログのトップページに戻る



2011-10-27 21:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
人気ブログランキングへ にほんブログ村 テレビブログ テレビドラマへ dramaq1.jpg blogram投票ボタン
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
Powered by Seesaa
当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます 
Copyright © ドラマな人々@遊Blog All Rights Reserved.
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。