尾野真千子、小林薫「カーネーション」第25話〜第30話 - ドラマな人々@遊Blog

尾野真千子、小林薫「カーネーション」第25話〜第30話

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

尾野真千子、小林薫
「カーネーション」第25話〜第30話
私を見て


を観ました。
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ミシンを踏む音が心地いい。

カタカタ カタカタ カタカタ

我が家にも昔、足踏み式のミシンがあったのを
思い出しました。

幼かった私は、それを足で踏むのではなく
手で押し、回る車輪を見ながら機関車を操縦して
いるような気持ちで飽きもせずに遊んでいました。

カタカタ カタカタ カタカタ

昔の機械には どこか人の温もりがありました。
外観といい、肌触りといい、人が触れたくなる優しさが
ありました。

そして

ミシンが仕事をする時に奏でる音

カタカタ カタカタ カタカタ

控えめに刻むその音色には
夕餉の仕度をするまな板を叩く包丁の音のように
母親のイメージと重なる懐かしい昭和の香りが漂います。

「カーネーション」には、ミシンという素材ひとつをとる
だけでもドラマを観る楽しみを発見することができます。

さて
先週のお話です。

まずは百貨店の女性店員の制服を仕事をなんとしてでも受注したい、
という糸子でしたが、描くデザイン画ではインパクトが足りずに
支配人の心を動かすような斬新さは全くありませんでした。

要は、普通なんや。

その一言で片付けられてしまいましたが、そんなことで
めげる糸子ではありません。
かといって名案があるわけでもなし…

制服は百貨店の顔。
奇抜さよりも、どこか素敵なところに案内してくれそうな
制服…
糸子自身が見ていてうれしくなるような制服をデザインしようと
思い直します。

徹夜で仕上げたデザイン画。
ホッと一息ついたところで、糸子の背後でふすまの開く音が…

善作です。
糸子が洋裁をするのにあれほど反対していた父は、
徹夜でデザインを考える糸子が気がかりだったのでしょう、
自分もじっと寝ずにデザイン画の完成を待っていたのでしょう。

見せろ、と言われ、しぶしぶ完成したデザイン画を渡す糸子。
ひとしきりフムフムと眺めた善作は、糸子にこう言います。

さっさと見本つくったたらええやないかい。
こんなチョロチョロした絵見せるより、
現物をやな、これです!っちゅーて、バーンと見せられたほうが
よっぽどオモロイで…

そんな父、善作の案に共感した糸子でしたが、見本をつくるには
生地を買わねばなりません。

お父ちゃん、生地代ある?

そう尋ねる糸子の顔を鋭い目付きでのぞき込むようにして

無いっ!

と言い切る善作が、また面白い。

現金がなければ、現金をつくればいいわけで
母がたの実家からもらった品々を質屋で現金に替えて
なんとか生地を調達した糸子。

さあ、こうなったら糸子のもん。
自分の思い描いた制服をミシンではなく、手縫いで完成。
気づいたら、二日も徹夜。

家族が朝ごはんを食べているところに完成したばかりの
制服を着て糸子が登場。

そこでまた善作が善作らしい名案を。

風呂敷広げて見てもらうより、
これですっ!って言うちゃれ。
そのほうが話はやい…それにオモロイ。

ああ、こういうやりとりを聞くと大阪人ってやっぱり
オモロイってことが何よりも優先される価値観なんだなと
合点がゆきます。

冴えてます、善作さん。
あらためて、なんで自分の呉服屋の商売のほうでは
そうした才能が発揮されなかったのか…
それが不思議でなりません。

そんなわけで、町内を自分がつくった洋服を着て
根岸先生に言われたとおり、糸子は堂々と歩き、百貨店へと
向かったのです。

自信をもって支配人に会いに行ったはずなのに
いざ、支配人に会う段になると、どう思われるか、
気に入られるか、採用されるかどうか…
不安で不安でたまりません。

意を決して支配人の前に飛び出した糸子。

こんにちは。
小原糸子でございます。

と上ずった声で言う尾野真千子さん…
ああ、内向的で、どちらかというと暗い役ばかりを演じてきた
あの尾野真千子さん…

完全にこれまでのイメージを払拭しています。
喜劇女優としてもいい。いけます。
些細な表情の変化を観ているだけで、観ているこちらが
微笑んでしまいます。

それと
実際、制服姿の尾野真千子さんがとても魅力的。
可愛らしいです。よくお似合いですね。

支配人同様、私も採用です。

めでたく採用されることになったものの
一週間で20着を作らなければならないことに。

さあ、これからが大変です。
見本のように手縫いというわけにはいきません。
間に合わせるためには、どうしてもミシンが必要。
でも、家にはミシンはありません。

そこで、桝谷パッチ店にミシンを借りる相談に行った
ものの、やはり年末は忙しく、貸せるミシンは無いと
断れれてしまいます。

ならば、仕方ない。
またも、母がたの実家に頼るしかない。
そうです、善作がもっとも苦手の神戸の親戚。
あの人たちのやっかいにだけはなりたくない…
そう思うのは善作ただ一人。

神戸の祖母に相談すれば、話はトントン拍子で進み
糸子は神戸に出向いて仕事をしようとします。

ところが

それを知った善作は、またも激昂。
糸子を叩きます。

ほかの家族は皆、迷わず神戸の祖父母に助けてもらえと
糸子を送り出しますが、それを知った善作の怒りはさらに
エスカレート。

反物と一緒に、家から姿を消してしまいます。

神戸で仕事をする糸子も神戸の家族の一家団欒を見るにつけ、
自分を神戸に送り出したことで善作が母に暴力をふるっている
のでは、と心配していたところに妹の静子から電話が…。

事の一部始終を聞かされて、翌朝には岸和田に帰ることに。
なんと、善作は自分の商品である反物全てを現金に替え、
ミシンを購入してきたというのです。

ああ、やっぱり善作は善作です。
頑固者には頑固者のポリシーってものがあるんですよね。
神戸の助けを借りるくらいなら、全財産をなげうってでも
男の意地ってもんを見せずにはいられないようです。

あっぱれ!善作さん。
やはり、あんたはええオヤジや。

さて
岸和田に戻った糸子。

行き着く暇もなく、ミシンに向かいます。
そして、家族みんなで百貨店の制服づくりに励みます。

納品まで不眠不休の働きで、なんとか間に合わせた糸子。
納品を無事終え、いよいよお披露目の時。

ズラリと並んだ女性店員たちの姿を見て
ドラマの上のこととはいえ、私もなぜか、糸子たち
同様に嬉しくて嬉しくて、まるで自分のことのように
心踊るようでした。
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これをきっかけに洋裁の仕事がバンバン来るかと
思いきや、そうは問屋が卸さない。
反物はすべてミシン代に。
百貨店からはその後音沙汰無し。

ああ、これでは家族全員飢え死に…

そんな折、静子が翌朝までにパッチ枚という仕事を
持ってきます。
苦しい家計を助けるためには、やらずに無理と決める
わけにもいかず、仕事を選べる状況にもなく、とにかく
来た仕事をやり遂げるのみ、と引き受けるのでした。

そこでまた、善作のご登場。

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仕事の厳しさを知らないとばかりに
無理な仕事の受け方を罵倒する善作。
勝手に一人で請けたのだから、誰の力も借りずに最後まで
一人でやり通せ、と物凄い剣幕。

糸子も糸子。
意地でミシンに向かいます。

糸子の意地と善作の意地のぶつかり合い。
糸子が無心でミシンを踏むかたわらで、
睡魔と闘いながら完成を待つ善作。

糸子が寝入りそうになると
キセルを叩く音で糸子の目を覚まさせる善作。

なんやかや言っても、優しいんです、善作は。

見事、100枚を完成させたそのとき、糸子が善作に
大勝利を収めたかとおもいきや、

どれ見せてみ

と一枚を手にして見た善作が、一言

おまえ、細いんとちがうか?

細くて足が出ない…
失敗です。

こういう時に頼りになるのが善作。
一家をたたき起こして全員出動!
なんとか修繕を間に合わせます。

一人でやれ!と言った善作でしたが
やはり、ここって時には家族全員に号令をかけて
糸子の窮地を救ってくれます。

いいなぁ、善作さん。

そして、
仕事の依頼主がやってきて、糸子の仕事ぶりを褒めちぎり
パッチ枚の代金を糸子に手渡すと、それを確かめた糸子の
表情が変わります。

多いのです。
なんと特急料金として通常の二倍の代金を支払って
くれたのです。

それを知った善作の表情がまたいい。
そして、全ての手柄は自分のものとばかりに
もらった代金のほとんどは自分の懐に…
そして、札束から一枚だけ抜き取って糸子たちに手渡す
善作なのでありました。

こういう場面で、父親にはむかわず、素直に負けを認めて
善作から一枚のお駄賃をもらって和菓子を買いに行く糸子たち
姉妹がなんとも昭和っぽくていいですね。
今の時代の親子関係にはありませんよね…今なら糸子の
貢献度のほうがはるかに評価されていることでしょう。

昭和の父の威厳というのは、案外、家族の度量の大きさ
によって支えられていたのかもしれませんね。
妻や子供たちが父の威厳を守ってあげている…
そうすると家族みんながうまくいく…
なんとなくそんなふうなバランス感覚が昭和の家族には
あったのかもしれません。

今は昔…ですね。

というわけで
今週(先週)も一週間楽しませてもらいました。
来週(今週)は、糸子と善作はどんな騒動を巻き起こして
くれるのかしら…楽しみです。


それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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2011-11-06 16:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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