松嶋菜々子「家政婦のミタ」最終回視聴率 - ドラマな人々@遊Blog

松嶋菜々子「家政婦のミタ」最終回視聴率

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

松嶋菜々子「家政婦のミタ」
さよなら 家政婦のミタ 特別版
第11話 最終回
本当の母親…それはあなたたちが決めることです!


を観ました。
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なんやかんや言いながら
結果的に、社会現象とまで言わしめる高視聴率の話題に
乗っかって、日本テレビの意のままに操られるように
最終回を視聴してしまいまして…

その高視聴率の理由は如何に?
なぞと肩肘はった屁理屈で武装する気持ちはありませんが
自分の好みのドラマではない、と断言しておきながら
高視聴率という話題性についついほだされるようにして
世の評判をこの目で検証したくなるのも、情勢に流され
やすい私の悪いところかしら…



特別版と最終話を観た全体の印象としては

とても親切、
とてもわかりやすく、
希望の灯りを見つけられた、とても前向きな物語


だったというところでしょうか。


私が散々扱き下ろした初回から続いた三田灯の
エキセントリックで傍若無人な業務遂行の違和感は
特別版のダイジェストになることで、犯罪といっても
いいほどの横暴さをさほど気にせず、スルーでき、
ああ、このくらいのテンポ感の中で描かれるのなら
三田灯という現実味のない家政婦像も違和感なく
受け入れられるなぁ、と観ておりました。

とにかく

一話ごと、子供たちが三田灯に犯罪すれすれ、あるいは
犯罪そのものの業務命令を下すに至るストーリーには
あまり現実味を感じることが出来ず、なんでこれしきの
ことでそこまでの業務命令を家政婦にするのかしら?と
いぶかるしかありませんでしたから…

結の「母親の遺品を全部燃やして」命令や
キイちゃんの「入水自殺命令」や
海斗の「イジメっ子殺害命令」や
翔の「やらせろ命令」
結の「私を殺して命令」

などなど

なんでそんな理由でそんな命令をするものかしら…
と、コメディのようでいて意外に深刻そうで真面目な
物語の展開に戸惑いを感じてしまい、素直に面白いと
いう感想を抱くことはでなかったわけです。

ところが

ダイジェストになって、命令の根拠を素通りするように
テンポよく展開していく様子を観ていると、なぜか
私は笑いが抑えられず、その滑稽なまでのありえない
業務命令とその遂行シーンを、ある種、バラエティ番組
でも観ているかのようなカルーイ感覚で観ている自分に
気づきましてね。

ああ
こういうドラマだったのか、と改めて20%を超え続けた
前半にさもありなん、と不思議と納得できた次第。

特に、特別版で納得しやすくしていた要因の一つに
ナレーションを家政婦紹介所の晴海所長がしていた
ことね。

彼女が視聴者の抱くであろう疑問や感想に合いの手を
入れるかのように、うまく回想していったこと。
視聴者がツッコミを入れたくなるシーンのあとに
そうよねぇ、そう言いたくなるわよねぇ、という
感じで視聴者の疑問をすっと受け入れながら、その
疑問やツッコミをやんわりとかわしていく、その
手法がとても良く、うまい手法だなぁと感心しました。

そして
最終話。

これもまた、これまでで一番観やすく、
普通に感情移入できる物語となっておりました。

笑うことの出来ない理由の告白以降、かなり、三田灯自身
の感情が前面に出てくるようになり、私としてはかえって
観やすい物語となっていたのですが、最終回では特に
うららと三田灯のカラミやダメパパの恵一の感情表現、
そしてキイちゃんとの絆など、視聴者を釘付けにするで
あろう、どっぷりと感情移入しやすい名場面が散りばめて
あり、私なぞアナログ感覚の人間には大変視聴しやすかった
のですが、ある意味、エキセントリックさに魅力を感じていた
ミタフリーク諸氏には物足りない、毒抜きの最終話となった
印象です。

それを良し、とするかどうかは
観る人の好みということでしょうが、いずれにせよ

「三田灯がどんな笑顔をみせるか…」

その一点の話題だけとりあげても
多くの視聴者を取り込むための種のまきかたから
収穫方法に至るまで、かなりのプロフェッショナルな仕事を
感じずにはいられません。

ただただ松嶋菜々子のファンという壮年男性諸氏。
松嶋菜々子というかつての「なでしこ」女優の演じる
ロボ家政婦ぶりへの興味から視聴する中年男性諸氏。
三田灯の毒に惹かれたミタフリーク。
三田の生い立ちに感情移入した三田灯への同情派。

そして、

三田灯がどんな笑顔を見せるのか、
話題の高視聴率ドラマの話題に乗り遅れるな、と
やじうま根性で視聴する多くの日本国民。

今まで視聴してきた20%強の人々。
今まで全く視聴してこなかった人に最終回だけでも
観てもらおうと、わかりやすい特別版とセットで放送した
最終回効果で、日本テレビの狙いどおりに企画意図に
はまった20%の新参視聴者。

その結果の40%超え達成です。

三田灯が魅せた笑顔は、

慈愛

に満ちていましたね。

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あの笑顔は良かった。
予想以上に良かった。
期待を越えて良かった。
いままで、松嶋菜々子さんを女優として云々すること
なぞ考えもしませんでしたが、あの笑顔を出せた彼女は
やはり素晴らしいと評価しなかえればいけませんね。

あの笑顔を見せられたら、ちょっとグッときます。
それくらい、クリスマスだからというわけでは
ないのでしょうけど聖母マリアならこのような慈愛に
満ちた笑顔をみせるのだろうと思う笑顔でした。

幸福一色の人生ではないからこそ滲み出てくる笑顔。
数々の辛酸を舐め尽くしてきたからこそ湧き出てくる微笑み。

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美しかった。
ただただ美しかった。
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いっぽうで笑えたのは、
やはり、うららと結婚するはずだった
大場のオチね。
大場も彼女に振られてやけを起こしてうららと結婚
しようとしていた…なんてね。
勝地涼くんの軽妙洒脱な演技もあいまって、おおいに
笑わしてもらいました。

そして、うららにビンタの雨あられをふらせたシーン。
あれも笑えたし、あの過激さには感情移入できる
熱い思いが詰まっていて、うららの頬もじ〜んと熱を
帯びたでしょうけど観ている私もけっこうじ〜んと
心打たれるシーンとなりました。

初回からのエキセントリックな暴力シーンも
こういう熱い思いが感じられたら良かったと思うので
すが…ま、

とりあえず、

いいとしますか。

そうそう。
このドラマでは、キメゼリフが話題となり、
それが視聴率上昇のカギにもなっていましたね。

業務命令、とか、承知しました、とかね。
父親の恵一が頻繁につかう、とりあえず、というのも
印象に残る台詞の一つでした。

とりあえず…

これ、日本人がよく使う日常会話ワードの一つ。
とくに男性がね。
政治の世界でも先送りが常態化しているように
世の一家の主たちにも、とりあえず、という口癖が
ひょっとすると蔓延しているのかもしれないですね。

長谷川博己さん演じるダメオヤジの恵一の存在も
ある意味、世のサラリーマンの共感を得やすくする
ファクターだったかもしれませんよね。

あのダメさかげんで親近感を覚えたオヤジたちも
多いのではないかしら?

とにもかくにも

このドラマは視聴者を取り込むテクニックに優れていた
といえるでしょうね。
各話については、あまり高評価する気持ちはありませんが
40%の大台を超えたことは、やはりそれだけの根拠が
あることですし、評価しなければなりません。

心配なのは、このドラマのように
エキセントリックなキャラや流行語にしやすい台詞など、
コミック化、データ化、ゲーム化しやすいドラマづくり
への偏重です。

清純派女優のイメチェンや過去のドラマへのオマージュなどの
話題をつくり、話題を超えるエキセントリックな展開を仕立てる
あざといプロとして手法。

視聴率のほとんどは、そうした手法や宣伝の勝利だと
今でも私はそう思っています。
それを否定はしてませんが、それがドラマの主流にはなって
欲しくはないと切に願います。

最後にこのドラマの担当プロデューサーのコメントを紹介
します。

大平太プロデューサーは

「日本全体が軟弱化する中、誰に対しても信念を貫く三田は
 一つの理想像になっている」と胸を張る…

だそうです。

媚びない対人関係には共感があるやもしれませんが、
上のプロデューサーのコメントを聞くと、やはり、
高視聴率に有頂天になっているテレビマンの顔が浮かんで
しまい、この先のドラマづくりに影響するのでは?と
一抹の不安が胸をよぎります。

ドラマの出来としては15%の視聴率のものとさして
かわりはないと思います。
大平プロデューサーはじめ、日テレのみなさんは、
正月は浮かれたとしても、また、謙虚な気持ちで
ドラマづくりに励んでもらいたいものです。
大きなお世話ですけども…ネ。

さて、
三田灯の人間回復の兆しを感じた後は
ベムたち妖怪人間たちに人間になる機会をあたえてあげたい、
そう思うこの頃でございます。


それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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2011-12-23 13:40 | Comment(1) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
ドラマ初回直後と最終回直後のスレのみをみました。えらいミーハーですね。
Posted by at 2012年01月18日 21:23
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