夏木マリ主演、小島藤子、NHK連続テレビ小説「カーネーション」第134回〜第139回 宣言 - ドラマな人々@遊Blog

夏木マリ主演、小島藤子、NHK連続テレビ小説「カーネーション」第134回〜第139回 宣言

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

夏木マリ主演、小島藤子出演
NHK連続テレビ小説「カーネーション」
第134回〜第139回 宣言


を観ました。
⇒⇒村⇒

natsukimari1.jpg


なんか、だんだんわかってきました。
尾野真千子さんから夏木マリさんへ主役交代したわけが。

まあ、夏木マリさんでなければいけなかったか、どうかは
別にして、明らかにドラマのテーマが変わりました。

そういう意味では、別作品だと思います。
オノマチ糸子の「カーネーション」と夏木マリさんの
「カーネーション」は同じ一人の人生ではあるのですが
描こうとするテーマが違う。

ざっくり言うと

尾野真千子さんが演じた世界は「生きる」ことがテーマ。
夏木マリさんが演じる世界は「老いる」ことがテーマ。

どちらも同じといえば同じです。
一人の女性の人生なのだから、大きな意味では同じです。

「老いる」ことも「生きる」ことです。
でも、おそらく、実際に「老い」に直面し、「老い」の
ただ中にいる人にとっては、同じ「生きる」でも
「生きる」意味が違ってくるような気がします。

そんな気がしていました。
夏木マリさんの「カーネーション」を観ていましたら。

正直ね、朝のドラマだというのに、階段昇るのにも
うめき、ため息をついている映像を見せられるのには
抵抗があります。

朝から「老い」の芝居は観たくない。

でも、それを敢えてドラマにしているのが、ある意味
この「カーネーション」を朝ドラでやろうとしたプロデューサーの
狙いなのでしょう。

道ならぬ恋を朝ドラではじめて描いてみせた「カーネーション」。
品行方正な道徳の教科書のようなドラマがNHkの朝ドラという
常識をもののみごとに覆した「カーネーション」の世界…

そのエンディングは、これもまた、朝のドラマとしては
あまり相応しくないかもしれぬ「老い」をもってきたことは
おそらくは「高齢社会」、「核家族化」、「孤独死」といった
現実社会に厳然とある暗部に、どうやって光を当てるか…

そういう試みを感じます。
⇒⇒Ranking Ranking Ranking⇒

natxukimari3.jpg

「老い」や「死」をネガティブに捉えるのでなく、
「老い」の寂しさや辛さ、痛みを十分認めたうえで
けっして暗いものではなく、人生の終幕に近づく「老い」の
意味や「老い」の素晴らしさを表現しようというNHKならではの
狙いが感じられます。

今週一週間の、「宣言」を観て、特に、土曜日の回を
観てそう思いましたね。

他局のドラマに「最高の人生の終わり方」というのが
ありますが、そういうテーマを夏木マリさんに託したの
かもしれません。

尾野真千子さんが、もし、そのまま演じるとすれば
やはり、「老い」の演出として白髪にしたくなります。
ただ、そうすればそれはコシノ綾子さんらしくなくなる
わけですよね、きっと。

onomachiko.jpg

あるいは、死まで尾野真千子さんで描くとすれば、
老いの部分は最後の最後、最終週にもってきて、
あっという間に素通りさせて、元気なころの糸子の
人生を振り返るような展開になるのかもしれません。

だけど

NHKはそうしなかったわけ。
前向きな「老い」を…「老い」の素晴らしさを描き
たかったから、そうしなかった。

NHKも、脚本の渡辺あやさんもそういう気持ちで
チャレンジされているのでしょう。

おそらく

夏木マリさんになって、話の展開がスローモーションに
なっているのも、主役の「老い」とともに人生を生きる
スピード感にあわせるようにゆっくりとした展開に
させているのかもしれません。

そうやって観ると
なにやら、じんわりと、寂しくも、熱い感情が
湧き上がってくるというものです。

老いは、長生きすれば、否が応でも訪れる、避けられない
もの。
人は誰でも老いる、という当たり前のことを、どんなドラマ
にしてくれるのか、そのあたりに注目して視聴していきます。

それと

これはちょっと尾野真千子さん不在となったことの
影響か、あるいは、ただ出番が減ったことの弊害か
わかりませんけど

川崎亜沙美さんと安田美沙子さん二人の演技がすっかり
抜けてしまったことが気になります。
なんとなく演じてOKになっているような気がします。

娘時代の直子を演じた川崎亜沙美さんにあった
演技のよりどころを何処かに忘れてしまったようで
なんとなく岸和田育ちのお嬢の延長線の上にのっかって
いるだけで、逆に、以前ほどの貫禄がなくなってしまいました。
お顔もスッキリとされ、顔は洗練されたものの、逆に
若返ってしまった印象です。

安田美沙子さんは、もう、これは雰囲気で流しています。
まあ、もっとも娘時代の聡子のトボケたキャラを
そのまま続けていたのではダメでしょうけど、ただ、
どこか雰囲気で流しているのは残念です。

そんな中、里香の母という新たな役割を与えられた
新山千春さんは、かろうじてモチベーションをキープ
しているご様子。

里香役の小島藤子ちゃんは、どうだろ…
まだ、女優としてはわかりません。

kojimahujiko1.jpg

彼女、私が好きだったドラマ、「小公女セイラ」の真里亜役
で出ていた子なんですけど、そのほかにも「とめはねっ! 鈴里高校書道部」
や「アスコーマーチ〜明日香工業高校物語〜」でも拝見している
はずなのですが、あまり印象がなかったんです。

真里亜役は覚えているけど。

だから、この「カーネーション」が女優としての勝負どころ
になるんじゃないかしら、彼女にとってね。
そんな気がします。


(このサウンドトラック、試聴していると尾野真千子さんの声がよみがえってきます)

それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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2012-03-18 10:09 | Comment(1) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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この記事へのコメント
夏木マリさん、ものすごく、いい味出されていると思います。
同感の方、居ないかなと、ネットで見てみたら、ブーイングの嵐で、びっくりするやら、悲しいやら。私も夏木さんに代わった1、2話は、なんだか、久本さん?(笑)な違和間ありましたけれど、じわじわとああ、いいなあと。遊さまのおっしゃるとおり、生き貫いてきた人の「老い」を描くことは、なんてすばらしいのでしょうか。少々乱暴で、がんがん生きてきた糸子の「老い」だからこそ、その根底には、やさしさや思いやりやあたたかさがあり、そして、忙しさの中にまだまだ身を置きながらも、「老い」に従ったゆるやかさも共存している。なんか、そこのところが、とても!!言葉に出来ません。『夏木糸子』がとてもとても好きなのです。貴ブログで、好意的な意見を聞けてとてもうれしかったです。ありがとうございました。
Posted by siho at 2012年03月20日 22:48
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