堺雅人、新垣結衣、里見浩太朗、生瀬勝久、小野恵令奈、SU「リーガル・ハイ」最終話を観て - ドラマな人々@遊Blog

堺雅人、新垣結衣、里見浩太朗、生瀬勝久、小野恵令奈、SU「リーガル・ハイ」最終話を観て

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

堺雅人、新垣結衣、里見浩太朗、
生瀬勝久、小野恵令奈、SU
「リーガル・ハイ」最終話
内部告発者を不当解雇から救え!!
最強の弁護士がついに敗北!?真実は常に喜劇だ!!


を観ました。
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もう、ここまでくるとね
あれこれ細かな感想を書く気力がなくなってしまったのね。

天才ですよ…
脚本家、古沢良太さんは。


それに尽きます。

かの傑作低視聴率ドラマ「鈴木先生」もほかならぬ
古沢良太さんの脚本作品。
だけどあれは、原作があるからね。コミックが。

「鈴木先生」も、いわゆる中学生の性をめぐる常識とか社会規範、
モラルといった思春期ならではの問題について、常識に基づいた
模範解答を説くのではなく、多面的重層的に分析し、議論を重ねる
ことで、今までとは違う新しい物の見方、新しい価値が見出されていく
過程が面白かったと思うのですが、それを古沢オリジナル脚本で新しく
創作しなおしたら、「リーガル・ハイ」が出来てしまった…
って感じかしら?

古沢良太さん自身、「鈴木先生」の原作の世界観に感化された
部分って、きっとあったと思うのよね。
内向的思索型の鈴木先生に対して、攻撃的論客型の古美門と
タイプは異なるものの、事象を多面的に捉えて論理だてていく
思考回路はどこか近いものを感じます。



今ってどんな時代かというと
「真実」とか「正義」といった価値がどんどん破壊されている
時代だと思うのね。

とにかく、正義であるはずの「検察」の愚行の数々は、
それこそ「真実は喜劇」とばかりに目んたま飛び出るような
茶番に見えてくる。

証拠の隠蔽、証拠の改ざん、自白の改ざん…

どれもこれも
検察の正義を守らんとするために行なった事実。
開いた口がふさがらない、とはこのことです。

なんじゃそりゃー!!

ですよ、まったく。

司法における正義を取り上げたくなる気持ち、
わかりますよ。

沖縄の基地問題、東電の補償問題、原発の再稼働問題、
消費増税問題、そして終わりなき小沢問題…

そこにあるのは、正義 VS 悪 ではなく
それぞれの立ち位置による 正義 VS 正義 なんですよね。
どちらの正義が正義と認められるか…
それに尽きるわけです。

聖域なき正義の闘い

これはやはり面白い切り口ですよね。
私たちは長いこと、新聞、テレビなどのマスコミの論調や
世論調査などというものに振り回されすぎて、自分が信じる
正義を見失っていますからね。

だから余計に「リーガル・ハイ」が、古美門研介の個性が
際立って魅力的に映るんですよ。

ずーっとここまで楽しませてもらってきたわけですけど
最終話まで全くペースを落とさず、完走しきったドラマを
観終えて感じるのは、古沢良太さんと堺雅人さんお二人の
類い稀な才能のコラボが実現したことへの感謝への気持ちね。

古美門研介は堺雅人さん以外にはありえないもの。
「鈴木先生」の長谷川博己さんも凄かったけど
古美門研介の堺雅人さんは、それ以上にはまっていたと思うのよ。
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この脚本、堺雅人さん主演を見込んで、最初から当て書き
したのでは?と思うくらい、テレビではなかなか観ることの
できなかった俳優堺雅人さんの数多くの顔を観させてもらい
ました。

改めてこのドラマに…

参りました。
完敗です。


古美門に負けた黛じゃありませんけどね、
何故か、古沢良太さんに私の軽薄短小なドラマウォッチャーぶり
に対して大鉈をふるわれた気分なんですわ。

テレビドラマの新たな醍醐味を思い知らされた
とでもいいましょうか…

攻撃的なんですよね…
リーガル・ハイって。古美門と一緒で。


なんだか視聴者に対しても挑んでくるような笑いなんですよね。

もちろん、このドラマは勝利至上主義の弁護士と真実一路の弁護士に
よる法廷ドラマではあるんですけど、現前と繰り広げられるディベートの
数々を聞いていると、それは、テレビの前でまったりとしながら
安易に感情移入をして感動を求めたり、わかりやすい笑いに便乗笑いを
していることに慣れきった私たち視聴者に対する

劇薬

のような隠しテーマを内包していたのでは…
と思わず深読みしてしまうのです。

法廷という演劇的空間で繰り広げられる検察、弁護士による闘いは
真実を求め、悪を裁き、正義に報いるという勧善懲悪、まさに
少年サンデーや朝ドラのごとき世界観に収斂しやすいわけですが、
古沢良太氏はそんな甘い視聴態度を許してはくれません。

君たち視聴者をテレビの前で笑わせたり、感動の涙を流させるのは
いとも容易い。
第10話で老人たちを前に古美門が繰り広げた感動の演説、
最終話で黛真知子があの古美門をも沈黙させた叙情的演説。
カメラ目線で「私の目を見て…」と新垣結衣さんに言われて
それが催眠のスタートの合図にすぎず、いとも簡単に
黛ワールドに引き込まれ、多くの視聴者は感動し、心から
黛に拍手をし、成長し古美門に勝利する黛真知子を想像し、
期待したに違いない…

でも、そんな感情移入はゴメンなんだよーーーー!!!!

ドラマの面白さは、そんな安易な感情移入にあるんじゃない。
ドラマの醍醐味は、感情移入から覚醒させる仕掛けにあるんだよ。

君たち視聴者は、それを私のトラップと気づかずに、
まんまとドラマに感動している自分自身に酔いしれている…
しかし、オレの書くドラマはそんな君たち視聴者のたるみきった
ドラマ視聴態度に一撃を与える狙いがあるのだよ!!

目を醒ませ、イージーな視聴者よ!

テレビドラマはもっと面白い。
いくらでも面白くなる。
古美門研介は、そのためのワンピース。
もちろん黛真知子もね。
相容れないはずの二人をコンビにすることで
「真実」や「正義」というお人好しの大好きなテーマに
化学反応を起こさせ、一つの真実、一つの正義ではなく
多様な真実、多様な正義をドラマチックに感じてもらいたい…
いや、感じてもらえたらうれしいんだ…。

なーんて

勝手に古沢良太氏の心の声を
いつもの妄想癖で書いてしまいました。
私の悪い癖…
なんともお恥ずかしいかぎりです。
ただ、なんとなく、私にとってこの「リーガル・ハイ」という
ドラマは、それくらい刺激的だったものですからね。つい。



感動には気をつけろ!
そこには落とし穴が隠されているかもしれないから…
ドラマも日常もね。


最後に

サオリの写真が映し出され
その死をめぐって阿鼻叫喚の地獄絵となった
古美門と三木たちの様子を観たとき…

私は黛真知子より
ずっと早く、

なんじゃそりやー!!!

と心の中で絶叫していましたよ。


それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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2012-06-27 23:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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