東野圭吾ミステリーズ、松下奈緒、大杉漣「エンドレス・ナイト(哀)」を観て - ドラマな人々@遊Blog

東野圭吾ミステリーズ、松下奈緒、大杉漣「エンドレス・ナイト(哀)」を観て

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。」

松下奈緒、大杉漣
東野圭吾ミステリーズ
「エンドレス・ナイト(哀)」


を観ました。
⇒⇒本日のランキング結果⇒

matsushitanao1.jpg



コミックを原作にした子供向けドラマが多いなか、
大人がグラスを傾けながら、毎週飽きることなく楽しめる
極上のミステリードラマ…だと期待していたんです。

初回こそ、田中麗奈さんの熱演もあって、翌週の視聴意欲も
高まりましたが、第2話、そして第3話と少々期待はずれの
作品が続いてしまい、残念な思いがします。

第3話の今回は、大阪という土地柄、人柄にトラウマをもつ若妻が、
大阪で一旗揚げようという夫を殺害してしまうという事件…
なのですが。

刑事は臨場の際、遺体頭部に残る微かな香水の匂いから、犯人を
女性にしぼり、かつ、遺体の置かれかたの行儀の良さ、女性が被害者を
愛するがゆえに、殺害後に抱き寄せたためについたと想像される頭部の
残り香から、犯人を当初から被害者の妻と確信していた…というミステリー。

若妻は、夫を殺害された被害者遺族を演じます。
そして、終盤にきての意外な真相、真犯人の自白…
そこがこのミステリーの肝なのだと思います。

ところが

脚本からも、演出からも
その意外性はほとんど感じられず、ミステリードラマを観ている
というより、大阪へのトラウマばかりを印象づけられます。

これ、小説で読むと、想像力を刺激する面白い小品なんでしょうが、
映像化、ドラマ化すると、妻以外の登場人物がほぼ皆無の展開では、
想像力はおろか、ただひたすら妻が真相を語るのを待つしかなくなって
しまいます。
原作は読んでいませんけどね。

若妻の松下奈緒さんが暴漢に襲われるシーンがあることから、
その筋の人間への疑惑がわくものの、その演出方法から
その暴漢は実際には存在しない幻覚であることが誰にでもわかるように
描かれています。

だから、ほとんど視聴者は惑わされることなく、
松下奈緒さんと大杉漣さんのやりとりに注目するわけです。
そして、松下奈緒さんがどんなふうに自白することになるのか、
その一点に注目することになります。

さて
今回の「エンドレス ナイト」

真犯人の若妻、松下奈緒さんが主演ではあるものの
ナビゲーションパートで中井貴一さんの前振りにもあったように
このドラマの本当の主役は

鼻の利く刑事…

大杉漣さん、と言っていいくらいです。
⇒⇒オススメ動画サイト、視聴率サイト⇒

oosugirenn2.jpg

大杉漣さんの松下奈緒さんを見る「目の動き」ね。
大杉漣さんの目が、このミステリーの一環した伏線になっている
のよね。

このドラマの見所のひとつが、俳優の演技にあるとするなら
今回は間違いなく大杉漣さんの

目線

なのよね。

その演技はいいんです。
でもね、私の中でフラストレーションが溜まる原因に
松下奈緒さんが真犯人であることの意外性を企図しすぎたのでは
ないかしら…ということなんですね。

意外性がないにもかかわらず、視聴者に意外性を感じて欲しいあまり
脚本も演出も松下奈緒さんを一貫して被害者遺族の色を濃く描こうと
頑張ってしまっているように感じてしまいまして…。

松下奈緒さんが落ちるきっかけとなるキーワードは
大杉漣さんの

「奥さん、
 いつまで大阪に住んではったんです?」


それまでせき止められていたトラウマの記憶がいっきに
堰を切ったように松下奈緒さんの口から溢れ出ます。
そして、松下奈緒さんが見た暴漢が、すでに死亡しいる
人間であり、トラウマによる幻覚を見ていたと指摘されると

「私が主人を殺しました…。」

と自供をはじめるわけです。

しかし、視聴者からすると意外性はなく、物足りなさすら感じます。

悪い話じゃないんですけど
なんとなく、意外性もなく、ミステリーとしての面白みにも
欠けているように感じるのは何故かしら…

この原作…
本当に面白くするためには演出が相当に難しいのかもしれません。
あるいは、ドラマ化するうえでの脚本に難があるのかもしれません。

意外性とトラウマのバランスといいますか、調合のさせかたがね、
難しそう。

自覚ある殺人を如何に無自覚のように演出するか、そして、
自覚ある殺人の真相が明らかになるとき、どれだけ視聴者に
カタルシスを感じさせてくれるか…。

無自覚から唐突に自覚に振れるのではなく、
無自覚と自覚の間での揺らぎを見せつつね。

そのあたりの展開が、今回の場合、
あまりに単調だったような気がしてね…
惜しいような印象でした。

なんかね、
暑い夏の夜に観るミステリーとしてはね
余計に暑く感じるようなネットリとした粘着系の
お話でした。

夏の怪談でゾクッっとしたいように
真夏の夜のミステリーで、もっとドキッとしたり
ゾクッとしたり、スカっとしたりさせてもらいたい
ものです。

それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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2012-07-22 04:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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