遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございました。
東野圭吾ミステリーズ
波留、三浦春馬、三吉彩花
「小さな故意の物語」
を観ました。
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原作を読んだ後のドラマ鑑賞となりました。
正直、原作よりもドラマで観たほうが、面白かったですね。
原作だと、青春や思春期の「揺れ」とか「逡巡」、あるいは
「思い」みたいな甘酸っぱいエキスが伝わりにくいように
思いました。
このサスペンスは、私が思うには、この青春の甘酸っぱさが
読者あるいは視聴者に伝わらないと、その切ないほどの
「小さな故意」による殺意に心が動かされることはないだろう
と思うからです。
残酷で、許されない「故意」ですが、
10代だから、制服という未熟さの象徴を身に纏う若者だから
許され、共感もされるかもしれない「故意」に変わる・・・
それは・・・「恋」が、そうさせたのだから。
子供と大人の境界線を綱渡りするようなサスペンスだと
思うんです。
ちょうど、死んだ達也が屋上の手摺を超えて、梁の上を
歩き出したようにね。
そういう青春が、原作よりもドラマのほうが、より
鮮明に描かれていたように思いました。
そいて、その大きな役割を果たしてくれたのが、
三浦春馬さんであり、
波瑠さんです。
髪をショートにしてブレイクした女優というと
剛力彩芽さんがいますが、この波瑠さんもショートにしたことで
より露出が増えそうな予感がする女優さんですね。
『CM NTTDoCoMo BOOKストア』の波留さんは、とても印象的。
初々しく、不器用な新人社員を好演していましたよね。
実は、波瑠さんを確実に「波留」という女優として認識したのは
あのコマーシャルが初めてだったんです。
漠然とした「波瑠」から、確実な「波瑠」。
「リーガル・ハイ」では、証言者としてゲスト出演していましたが、
今回くらいしっかりと波留さんに注目して観たのは初めてですね。
女優として成長していけるかどうかは、まだまだ未知の印象ですが、
彼女の内に秘めたポテンシャルには大きな可能性を感じます。
俳優もさることながら
ドラマとしての成功は、やはり、ロケーションが果たした
役割も大きかったと思います。
鮮やかな緑が広がる堤防。
あの風を感じる空気感が、彼らの青春をワンシーンで
感じさせてくれる。
これが映像の力なんですよね。
説明の必要のない力なんです。
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ちなみにロケ地は、茨城県常陸太田市落合町だそうです。
余談ですが、
担任教師の盗撮は、原作にはありません。
ありゃ、最低です。
ていうか、あれこそ犯罪です。
ま、それくらい教師による猥褻な犯罪が横行している
昨今の学校事情を反映させたシチュエーションでしたね。
それと、美術部の鏡の女子生徒役の三吉彩花さん。
彼女は「大切なことはすべて君が教えてくれた」で
三浦春馬さんと教師と生徒役で共演していたんですね。
それが今回は同じ生徒役というわけですから、ある意味
三浦春馬さんの若さのほうに驚くべきなのかもしれません。
それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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