戸田恵梨香、高良健吾、柄本佑、新井浩文、安藤サクラ、波瑠、大森南朋「書店員ミチルの身の上話」第5話を観ました。 - ドラマな人々@遊Blog

戸田恵梨香、高良健吾、柄本佑、新井浩文、安藤サクラ、波瑠、大森南朋「書店員ミチルの身の上話」第5話を観ました。

こんにちは。
遊(ゆう)です。
いつもご訪問いただきありがとうございます。

戸田恵梨香、高良健吾、柄本佑、
新井浩文、安藤サクラ、波瑠、大森南朋
「書店員ミチルの身の上話」
第5話 後始末


を観ました。

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面白いなぁ。
今季、一、二位を争う面白さです。

生き方に、「正解」というものがあるとするなら、
このドラマに登場する人々は、皆、どこか「不正解」
の生き方をしている人間が多いような気がします。

そこが、このドラマに私が惹かれるところであり、
ドラマ自体の魅力になっていると思うんです。

ミチルには、現実逃避型人間・・・といいますか、久太郎(柄本佑)
の言い方なら、ミチルは子供、なんですね。
長崎の家族、そこでの生活、書店員という生活、久太郎との結婚、
どれも自分自身にとってリアルではなく、本気になることのできない
人生のように感じます。

そこで、東京の出版社の男との不倫という、フィクション性に
自分のリアルを求めようとしたりする・・・そして
豊増(新井浩文)を信じ、久太郎(柄本佑)を軽んじ、
竹井(高良健吾)を無菌と断じたこと…
男を見誤る、それがミチルの「不正解」。

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久太郎は久太郎で、ミチルのことを考えているようで、実は、
完全なる自己中心主義者。是も非も、全ての鍵は自分が握って
いて、自分はミチルと結婚する、という前提でしか物事を考え
られないところが、「不正解」。
いや、一番の不正解は、果物鉢と灰皿を間違えたことか…。

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豊増(新井浩文)は、出版社の主任風情で、東京というブランド
を武器にプレイボーイ気取りなのか、いっちょまえに不倫三昧の
日々。その結果、偽の領収証づくりにあけくれることに。
これまた「不正解」。
いや、一番の不正解は、久太郎にミチルの住所を教えたことか…。

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竹井(高良健吾)は、ミチルへの思いを秘めつつ、それを
悟られないように振る舞い、自分の感情を押し殺して生きて
いるよう。久太郎以上にミチルへの支配願望は強いのかもしれ
ませんね。
それが、結果的にミチルを犯罪行為に巻き込んでいくことに
なるわけで、これも「不正解」。

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久太郎をミチルの許嫁と勝手に思い込む父親も「不正解」。
タテブー(濱田マリ)も豊増を慕っている時点で「不正解」。
母親の介護に暮れる沢田(浅田美代子)も、どこか、自分の
人生を母親の介護にかこつけているようなところが「不正解」
っぽく映る。

とまあ、ミチルの妹の千秋(波瑠)と親友の初山(安藤サクラ)
くらいが、まあ、ノーマルなのかも・・・。

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でも、初山もミチルのウソにつきあってしまった時点で、やはり、
不正解かもしれませんね。

あ、そうそう。
肝心な不正解者を忘れていました。
久太郎の頭をフライパンで殴って殺してしまった女性、
高倉(寺島咲)。
存在感という点では、一番希薄だった高倉が、このドラマに
犯罪というサスペンスのエッセンスを注ぎ込んでくれたわけで、
その意外性には敬意を表したいところですが、人を殺した後に
自分は悪くないと正当防衛を主張し、かつ、死体に靴を無言で
履かせるなど犯罪の隠蔽に積極的になるなぞ、「不正解」。

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小さな不正解の連鎖反応から大きな不正解へ。

豊増が久太郎にミチルの新住所を教え、
久太郎がミチルの目の前に現れ、おとなしい男だからと
部屋にあげてしまい、力づくで長崎に帰そうとする久太郎
の鬼気迫る形相に殺気を感じた高倉がフライパンで久太郎の
後頭部を強打、しかも、倒れた拍子に灰皿に頭を打ち付けて
あっけなく久太郎は息絶える・・・。

いや、違う。
本質はぜんぜん違う。


高倉の殺意は、果物鉢を灰皿に使った久太郎への怒りだった
といったほうがいいのでしょう。
ミチルを守る、というのはその言い訳に過ぎません。

贈り物の果物撥と灰皿の区別がつかない久太郎の無神経さ
に殺意が芽生えた。
だから、ミチルは後に、果物撥さえ無ければこの殺人事件は
起きなかったと述懐することになるわけです。

それより、何より、
ミチルの買った宝くじが一等二億円だったというのが
そもそもの原因なのですがね。
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警察に連絡できなかったのも、捜査の段階でその事実が
バレるのではないかしら、という危惧から。

なんということなのかしら?
久太郎の命より、犯した罪より、二億円を得た事実を
知られたくないという気持ちが勝ってしまったことが
ミチルを罪深き女にしてしまったわけです。
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フライパン殺人事件!
ナンセンス!


ミチルちゃんは、ほんとに僕に関心がないんだね。
でもね、これからミチルちゃんは僕を頼るしかないんだから。
僕はずっとミチルちゃんの味方だから…。(by 竹井)

忠実な家来からミチルの支配者に。
静かな狂気を秘めた竹井が怖い。
静かなるモンスター。
演じる高良健吾さんがいい。

さて、

ミチルの新居に久太郎が訪ねてきた事実を知っているのは、ミチル、
高倉、そして竹井。しかし、訪ねるだろうことを知っているのは、
久太郎に住所お教えた豊増。
豊増は、不倫にかかる金を会社の経費で落とし、かつ、金額を偽装
している・・・
当然、負い目がある、犯罪者である、追い詰められれば死を選択して
もおかしくない人間である・・・

つまり、竹井に消される可能性があるわけですね。

穏やかな音楽をバックに静かに繰り広げられる静かなる犯罪行為。
一つの犯罪が連鎖していく予感。
そして、いつもまにか、私もドラマの世界に引き込まれてしまって
いる。

やはり、今季の最高の一作かも。
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それでは。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。

2013-02-10 08:16 | Comment(0) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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